実は、あなたの肌色に合うファンデーションはどこにも売っていません。
百貨店にもドラッグストアにもアマゾンにも楽天にも、どの化粧品ブランドにもありません。地球上に存在しません。あなたが手作りで作ったとしてもです。
どうしてか？
正解は、あなたの肌色が一色じゃないからです。
あなたのお肌は実に様々な色の集合体です。ですから、どのファンデーションが自分に合うか？という考え方では限界があるのです。もちろん多少の色合わせは必要なのですが、むしろもっと大切にしなくてはいけない考え方は、
このファンデーションなら顔のどこに塗るか？
そして
どこには塗らないのか？
と考えるのです。
顔にぴったり合ったファンデーションは存在しないわけなので、顔全体に均一に塗るという考え方からも卒業です。非現実的な考え方なのです。
これまでの「自分の肌色に合った色を探し、顔全体に均一に塗る」というメイクの考え方は、手先が器用でセンスがいい人であればある程度上手くいく考え方でした。
一方、「今手元にあるファンデーションをどこに塗れば自分は今よりもっとキレイになれるだろう？」という考え方だと、より頭を使った人が上手くいく考え方です。つまり誰もが上達できる考え方なのです。
今手元にあるファンデーションをどこに塗れば自分は今よりももっとキレイになれるのだろう？という質問を自分にしながら「ああかな？」「こうかな？」と塗ってみてください。
そうすると「塗ったら自分自身が今よりももっとキレイになれる箇所」と「塗ってもあまりきれいにならないのに、やけに塗りました感だけが増してしまう箇所」があることがわかってくると思います。
そんなふうに考えながら、変化をよく確認しながらメイクをすることで、どんどん美に対してさらに賢くなり、新しい知恵が沸くようになってきます。
『美塾』代表 内田裕士の無料動画講座はこちら