「地球史上最大級、カテゴリー6相当の台風」と煽るスポニチの記事、明らかに誤訳。
元はワシントンポストの記事だが
「地球温暖化が進めば、将来の台風に対してカテゴリー6を増設する必要があるかもしれない」
という内容。要警戒なのは分かるが、徒に煽らないでほしい。
https://t.co/nPHfwzXdR3— わくた | 原付仙台→伊勢神宮旅 (@snowakta) 2019年10月10日
ワシントンポストの元記事はこれ(英語)https://t.co/0rhYkvLULR
確かにこの台風は危険だが、こうやって行き過ぎた情報で注意を煽ると、次やその次の災害時に情報が軽視されるオオカミ少年状態になっていってしまう。
マスコミには気象庁などの発表した正しい情報を正確に伝えてほしい。— わくた | 原付仙台→伊勢神宮旅 (@snowakta) 2019年10月10日
「あまりに急速に発達したため、目の周囲に2つめの目ができた」という文章も全く異なる。
「この台風の目は3日間で小さな目から二重の目に変化した。これは多くの発達した台風に見られるeyewall replacement cycleという現象である」
というのが元記事。与える意味合いが全然違う。— わくた | 原付仙台→伊勢神宮旅 (@snowakta) 2019年10月10日
もう溜息も出ないが、「台風19号は地球史上最大級」も誤訳。
原文では「西太平洋地域は一般的に地球上で最も強い台風が発生する海域だ」とあるだけ。こんなにデタラメな情報がトレンド1位になっているところを見ると、SNSの負の側面は深い闇だと思う。
— わくた | 原付仙台→伊勢神宮旅 (@snowakta) 2019年10月10日
「これで危機感が高まるなら良いじゃないか」という意見も分からなくはないですが、デマを流してまで不安を煽るのはジャーナリズムとは言えないでしょう。
— 川口アキラ (@takawo22222) 2019年10月10日