13歳少年、抗ヒスタミン剤を大量摂取後けいれん発作を起こし緊急搬送、6日後死亡
これは2020年頃から流行しているTikTokの「ベナドリル・チャレンジ」を実践した結果です
子供がいる方はマジでSNSの使用と薬の管理を徹底して欲しい
子供は危険よりも好奇心が勝ちますhttps://t.co/SHHjG3R1cY
— おると??整形外科医 (@Ortho_FL) April 19, 2023
ベナドリルはアメリカで市販されている抗ヒスタミン薬
ベナドリルチャレンジでは、通常量の6倍にあたる12~14錠のベナドリルを摂取し、ハイな気分になったり幻覚を引き起こすというもの
薬は遊ぶためにあるものではない、マジで
— おると??整形外科医 (@Ortho_FL) April 19, 2023
あとは純粋に薬についてよく知ってもらうことが大切だとは思います
13歳は理解できる年齢でしょう— おると??整形外科医 (@Ortho_FL) April 20, 2023
薬が手に入りやすくなるほどこう言ったリスクは増えますよね
バランスが難しい— おると??整形外科医 (@Ortho_FL) April 19, 2023
小児科医 泣かせなのは、
①大量内服すると意識障害が起こる。
?飲んだか本人に聞けない
②発熱する
?感染による脳炎脳症か?と見間違う
②簡易尿中薬物検査キットでは直接測定できない。
?迅速に診断に使える検査がない!服薬を目撃した人がいないと、見逃しやすいのです。まじで。
— 田舎で総合診療する小児科医@ささかま (@sasakama0157) April 19, 2023
思春期のジフェンヒドラミン中毒は、親に黙って服薬する!
ささかま
『親御さん、なにか飲みましたか?』両親
『何も飲んでませんね』信じちゃダメ、絶対!中毒の否定根拠にならない!
そして、ジフェンヒドラミンに特異的な症状はない!疑う姿勢を持て!尿と血液の検体だけでも確保しとけ!
— 田舎で総合診療する小児科医@ささかま (@sasakama0157) April 19, 2023
さらにめんどくさいことに、
ジフェンヒドラミンの過量内服には、
拮抗薬が存在しません??
血液浄化療法が、無効です????
過量内服するのは、やめて下さい。
— 田舎で総合診療する小児科医@ささかま (@sasakama0157) April 19, 2023
tiktokってこういう悪いこと覚えちゃう場でもあるし逆に動画でみたハンドサイン覚えて誘拐犯から助けられたって例もあるしtiktok、その他SNSが全部ダメ!!って言えないから難しいよね。こんなチャレンジがあるって知っててもやらない子はやらないんだし
— Nutty (@Ciel1025xxx) April 20, 2023
TikTokは、このような危険なコンテンツを禁止・削除しているとした上で、「私たちのプラットフォームでこのようなコンテンツが流行したことはなく、模倣行為を阻止するために何年も前から検索をブロックしています」との声明を発表
根強く残り続けて、ブロックされて無いじゃん
流行らせてるじゃん?— 六月007 (@OmnsJ51MjdE3qCk) April 20, 2023