一昨年の初夏に学生を連れて日本に行った時、東京都のオリパラ準備局にいき話を聞かせてもらったのだが、今もその時に会合に参加した学生が「あれはすごかった」と語り継ぐ経験になってしまった。学生が何を質問しても返ってくる回答の大部分が「それは担当ではないから答えられない」だったから。
— 山口智美 (@yamtom) February 5, 2021
例えばプレゼンの中にあった「都はダイバーシティを掲げて取り組み推進」に関して、学生が「都はLGBTに関連してオリパラに向けてどう取り組むのか」と聞けば「担当が違うから答えられない」。前もって出るかもしれない質問を書いて出すようにと言われたので、これは書いてあったものだったのに。
— 山口智美 (@yamtom) February 5, 2021
ホームレスの人たちはどうしているのかについて学生が質問しても、「福祉関係だからうちの部署とは違う」とまた言いつつ、東京都は排除などしていない、ホームレスの方々のご希望に添えるように相談事業などを充実させて云々との答えで、説得力がなさすぎて、、
— 山口智美 (@yamtom) February 5, 2021
五輪のために新たに作った施設は五輪後生かされるのか、他の五輪ではそれが問題になっているが、東京はどうなのかと学生が聞いても、基本的に後のことはわからないと言われ、、学生の質問がたくさん出て止まらなかったのだが、担当者さんは質問が出ることを想定していなかったのだと思われた。
— 山口智美 (@yamtom) February 5, 2021
結局こんな感じだから、五輪憲章とか、あるいは都の人権条例とかも、何のためにあるのかと思ってしまったわけですよね。本来ならオリパラ準備局はそうしたことを把握した上で仕事するべきではないかと思うのだけど、全部「担当が違うから」になっており。
— 山口智美 (@yamtom) February 5, 2021
そういえばこの時、オリパラ組織委の方にはアポが取れなかったのだった。
— 山口智美 (@yamtom) February 5, 2021
都の担当者プレゼンの中に「都はダイバーシティを掲げて取り組む」というのと、「文化プログラムをすすめている」というのが出てきたので、「だとしたらきっとマイノリティの文化も含まれるのだと思うけど、どんな文化を発信するのですか」と学生が聞いたら、答えが「能や歌舞伎、着物」だった。
— 山口智美 (@yamtom) February 5, 2021
学生「…それでは、なんの担当をされていらっしゃいますか?」
A「私の担当ではないのでわかりません」
— たろう (@koko50458429) February 5, 2021
恥ずかしい話ですね。いわゆる学校の勉強はできて受験や試験を勝ち抜いてきた大人の仕事が「担当が違うから…」だなんて。
こちらのやる気を削ぐというパフォーマンスには長けている。
なにがクールジャパンだよ。— 海苔巻 (@sarasound23) February 6, 2021
名前公表する案件だろう。
準備局が準備不足でどうするの?
対応能力ではなく唯の怠け者だよ。— Karatake (@Karatake3) February 6, 2021
その回答ではなくせめて「~が担当していますので、お手数ですがそちらへお問い合わせ願います。」や「担当者へ確認の上、後日に回答致します。」と回答していれば、準備局の印象が変わっていてかもしれませんね。
— Goichi OGA(Social) (@goichi_ichigoSC) February 5, 2021
①担当者じゃないので答えられません。
②担当者ですが上司の承認が無いので答えられません。
③上司ですが責任者(決裁者)の承認がないので答えられ
ません。
④責任者ですが会議で現場(担当者)の意見を開いていな
いので答えられません。
以下ループ。
恥ずべき日本の伝統です(笑)— toshi2 (@toshi289084094) February 6, 2021