えっと、先ほど、ちらりと呟いて、人様を巻き込みそうだったので消したツイート、関連事項を再度呟きます。 うちの夫、以前、アメリカ合衆国に住んでいたのですが、「あちらの猫飼いにとって、アライグマは怖いよ。猫を食べちゃうんだ。うちの大家さんの猫も食べられちゃった。」と申しておりました。
— Ootori Raku (@ootoriraku) 2020年3月9日
私は、「またまた・・・御冗談を・・・」と思っていたのですが、本日、他の研究者さんから、「猫の頭が転がっているのはアライグマに食べられた」というお話を伺い、「アライグマ、本当に猫を襲って食べるんだ・・・」と白目をむきました。
— Ootori Raku (@ootoriraku) 2020年3月9日
野生動物の行動研究で学位を取った知人は、「アライグマ、最悪。キツネやタヌキは噛みつくだけだけれど、あいつら、器用に「手」を使う。しかも爪は鋭い。体重も重い。絶対に飼いたくない生き物の一つ」と言っておられました。
— Ootori Raku (@ootoriraku) 2020年3月9日
あと、やっぱり北米に長年おられた先生(獣医師)によりますと、「アライグマは基本的に夜行性だから、昼間、人間のいるところにノコノコ出てくるような奴は、狂犬病に感染しているか、何か似たような理由で神経をやられている可能性が高い。
— Ootori Raku (@ootoriraku) 2020年3月9日
もう、おかしくなっているから石を投げても棒で叩いても逃げない。手頃な棒がなかったら、蹴り倒すしかない。」とのお話でした。獣医師界隈では常識ですが、狂犬病ウイルスって神経細胞親和性が高いので、まず神経からやられていくんですね。痛いとか、怖いとか、わからなくなっている可能性大。
— Ootori Raku (@ootoriraku) 2020年3月9日
以前、「狂犬病を発症した犬の教育用動画」を見たのですが、ガウガウ暴れ犬が、ちょっと棒で突かれると、その棒に噛みついて行くんですよ。あの勢いで持っている棒に噛みつかれたら棒を持っていかれると思う。アライグマだと棒にしがみついて登ってくるでしょうなあ・・・考えるだけで恐ろしい・・・。
— Ootori Raku (@ootoriraku) 2020年3月9日
「日本は島国だから、狂犬病無いし!」とお考えの方がおられるかもしれません。しかし、同じ島国である台湾で狂犬病が発生した。それも、海外から持ち込んだ動物ではなく、台湾にいた野生動物(イタチアナグマ)が保有していて、それに噛まれた犬が発症した・・・ってことをお忘れじゃありませんか??
— Ootori Raku (@ootoriraku) 2020年3月9日
「狂犬病」って名前が良くないのですが、この病気は全ての哺乳類に感染します。動物検疫所をはじめとされる関係諸機関が、水際で食い止めていますが、これだけ物流が多い現代では、『いつ、日本で狂犬病が発生してもおかしくない』と思います。いや、もう、国内に入っている可能性だってありますよね。
— Ootori Raku (@ootoriraku) 2020年3月9日
犬やアライグマが、狂犬病の感染源として「やばい」と言われるのは、特にアジア・アフリカでは、犬や猫に噛まれて感染する人が多く、北米では、キツネやアライグマが重要な感染源だからです。
— Ootori Raku (@ootoriraku) 2020年3月9日
あと、WHOの報告では、毎年世界中で5万5千人が、狂犬病で死亡していると考えられます。 そのうち3万人以上はアジアでの発生とされています。狂犬病の怖いところは、「発症したら、致死率ほぼ100%」という点です。
— Ootori Raku (@ootoriraku) 2020年3月9日
以前にも同じことを呟きましたが、狂犬病の犠牲者になるのは、子供が多いです。理由は、1:大人よりも防御力が低いので、動物に噛まれやすい。 2:動物に噛まれても、忘れていたり、親に怒られれると思って黙っていることが多い。その結果、気づかれるの発症後で暴露後免疫が間に合わない。
— Ootori Raku (@ootoriraku) 2020年3月9日
死亡者の数を考えると、COVID-19よりも、狂犬病の方がよっぼど大変なのは事実。日本人の大半は狂犬病ワクチンを打っていないのが現状ですし、日本人は狂犬病の事を忘れちゃいけないなと思います。実際、2006年に海外で犬に噛まれて狂犬病ウイルスに感染し、帰国後に発症・死亡された方もおられます。
— Ootori Raku (@ootoriraku) 2020年3月9日
人獣共通感染症のコントロールという観点から考えますと、「野生動物は病気の宝庫」、「日本人は、動物、特に野生動物を甘く見すぎている」と言わざるを得ないのが現状ではないでしょうか。
— Ootori Raku (@ootoriraku) 2020年3月9日
(うまくURLが貼れないのですが)興味のある方は「狂犬病に関するQ&Aについて 厚生労働省」で検索してみてください。 「海外に行って犬猫を見たらよけて通りたくなる」くらい、刺激的な、でも科学的に根拠のある情報が盛りだくさんです。「狂犬病に関するQ&A 厚労省」お勧めです。
— Ootori Raku (@ootoriraku) 2020年3月9日
記事を読ませてもらい、日本の、犬への狂犬病予防接種率も気になったので調べましたが、、、ヤバイですね。
50%切ってる現実…
せめてペットショップは、売り犬に接種させる義務を負ったらいいんじゃないかなと。売値に費用上乗せとかして。https://t.co/qztLF7WMxv— BigWasp(ぴん) (@palebluehotred) 2020年3月9日
義務ですよ。
なのに獣医師や市役所職員の中にも飼い犬に狂犬病予防接種してない輩がいるのが現状??— みり (@zzzmirizzz) 2020年3月9日
アライグマはオマケに重症熱性血小板減少症候群を媒介するマダニまでくっつけてきます。我が町内もアライグマが出るとの話を聞いてからとんと野良猫を見かけなくなりました。アライグマは本当に危険です。
— あかこ (@akakored) 2020年3月9日
2003年にアメリカのミシガンだかで、生後3ヶ月の赤ちゃんがアライグマに鼻から下をかじり取られた事件を思いだしました。
かなりショッキングな写真と記憶しております。— ジャン・ケンポン (@woodunder_f) 2020年3月9日