塩水洗浄ダイエットは危険

筑波大学の徳田安春客員教授「どう見ても危険。これだけ大量の水分と塩分をとった場合、胃と腸が急激に膨れるので耐えきれず吐いてしまう。場合によっては、胃と食道のあいだの粘膜が切れて大量に出血し、吐き出してショック状態に陥ることもありえます。もしその人の心臓や腎臓、肝臓の機能が落ちていた場合は、心不全や呼吸不全、腎不全、あるいはおなかに水がたまる、全身がむくんでしまうといった副作用のおそれがある。たとえ健康な人でも長期的に実施した場合は、塩分の取りすぎで病気になってしまうでしょう。そもそもこの方法は腸内で消化を助ける菌も根こそぎ流してしまうので、かえって腸の働きを弱めてしまう」と、肝心のダイエット効果についてもきっぱり否定