【コロナ自宅療養について】
新型コロナウイルス感染症と診断され、軽症のため自宅療養となることがあります。そのような場合には、ご自宅で過ごしていただく際に、安心して自宅療養していただくために知っていただきたいことがあります。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
そして他の人に新型コロナウイルス感染症をうつさないためにご自身がどのようなことに気を付け、また同居している方やご家族はどのようなことを注意する必要があるのかについてなるべくわかりやすく紹介します。
— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
自宅療養中の方は以下のことをしっかり守りましょう。
・自宅療養中は、外出をしないでください。
・鼻をかんだティッシュなどはビニール袋に入れて、しっかりとしばってから部屋の外へもちだしてください。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
同居する方がおられる場合は、
・同居する方とは生活空間を分け、極力個室から出ないようにして下さい。
・部屋を出るときは、手をアルコールで消毒し、マスクを着用して下さい。
・1時間に1回程度、窓を5 ~10 分ぐらい開け、部屋の換気を行って下さい。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
お一人暮らしの方は、部屋の消毒は基本的には不要ですが、日常的な清掃を行い、清潔な環境で過ごしてください。
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◇家族が新型コロナウイルス感染症あるいはその疑いがある場合の注意点
熱が出たときに、「コロナかも?」「家族に移さないか心配です」という声を聞きます。そのような時はどんなことに注意をすればよいのでしょうか。
まず、ご本人は外出を避けてください。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
ご家族、同居されている方も熱を測るなど、健康観察をし、不要不急の外出を避け、特に咳や発熱などの症状があるときには、職場などには行かないようにしてください。
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自宅での感染予防8つのポイント
1.部屋などの空間を分けましょう
2.なるべく限られた方がお世話をしましょう。
3.お互いにマスクをつけましょう
4.こまめに手を石鹸で洗いましょう。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
5.こまめに換気をしましょう
6.手で触れる共有部分を掃除・消毒しましょう
7.汚れた寝具や衣服を洗濯しましょう
8.ゴミは密閉して捨てましょう— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
1.部屋などの空間を分けましょう
可能なら個室にしましょう。食事や寝るときも別室としてください。
小さいお子さんがいる、部屋数が少ない、部屋を分けられない場合には、2m以上の距離を保ち、カーテンなどで空間を仕切りましょう。
寝るときは頭の位置が逆になるようにしましょう。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
シーツやタオルなどの寝具、食器や歯ブラシなど日常で使用するものはご本人、ご家族、ご同居されている方で専用のものとしてしっかりわけましょう。
食事はできるだけ自室でとり、食器はなるべく使い捨てにして、食事が終わったら専用のビニール袋に入れて、縛りましょう。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
食器を共用する場合は、食器用洗剤で洗いましょう。さらに必要に応じて、0.05%に希釈した次亜塩素酸ナトリウムに10分程度つけおきして、通常通り洗剤で洗いましょう。
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部屋から出るとき、ご家族や御同居の方とお話するとき、お風呂やトイレなど共用する場所にはいるときには、その前にまず手洗いあるいはアルコール手指消毒を行ってマスク着用の上でおこなってください。
入浴は一番最後に使用し、使用後はシャワーで洗い流し、換気を十分におこなってください。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
2.なるべく限られた方がお世話をしましょう。
看病は可能であれば1人に限定して行いましょう。
心臓、肺、腎臓に持病のある方、糖尿病の方、免疫の低下した方、妊婦の方はお世話をするのは避けましょう。感染者のお部屋に入る時や看病する時は、感染者も看病をする人もマスクを着用しましょう。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
体を拭いたり、分泌物など体液や排泄物に触れる可能性があるときは使い捨ての手袋やエプロンを着用して、汚染されないようにしましょう。
部屋を出たらすぐに手を洗いましょう。
看病する人も毎日体温を測り、感染が疑われるような症状がないか注意しましょう。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
なお、エプロンがない場合には、大きなゴミ袋で代用することもできます。
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3.お互いにマスクをつけましょう
感染者は他の人と接する際は必ずマスクをつけましょう。
マスクはできれば不織布マスクをつけましょう。
使用したマスクはビニール袋に入れて閉じ、他の部屋に持ち出さないでください。捨てる際は汚染されないように注意しましょう。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
看病するときにはマスクをつけ、使用後はビニール袋に入れて閉じて捨てましょう。
マスクの表面にはウイルスが付着しますのでマスクの外側は触れないようにしてください。
看病するときには目や口にふれないように注意しましょう。
マスクを外す際には、ゴムやひもをつまんで外しましょう。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
マスクを外した後は必ず石鹸で手を洗うあるいはアルコール手指消毒をおこないましょう。
マスクが汚れたときは、新しいマスクと交換しましょう。
マスクがないときなどに咳やくしゃみをする際は、ティッシュ等で口と鼻を覆いましょう。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
4.感染者や看病をする人はこまめに手を石鹸で洗いましょう
手をこまめに流水と石鹸で洗いましょう。
洗ったあとは自分専用のタオルやペーパータオルなどで拭いて乾燥させましょう。
家族でタオルの共用は感染の原因となるため避けましょう。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
いつでも手指消毒できるようにアルコール消毒薬を準備しましょう。
感染の原因となるため、洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにしましょう。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
5.日中にこまめに換気をしましょう
風の流れができるよう、2方向の窓を、1回、数分間程度、全開にしましょう。
換気回数は1時間ごとに1~2回程度しましょう。
換気が悪いと、空気中に長時間ウイルスがただよってしまうかもしれません。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
6.手で触れる共有部分を掃除・消毒しましょう
感染者が鼻や口を手で触ると、手にウイルスが付着します。
その手で物に触ると、ウイルスが物に付着し、しばらく生存します。
そして、他の人がウイルスが付着した物と知らずに触り、その手で自分の目・鼻・口を触れることで感染してしまいます。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
窓を開けて、換気を行いましょう。
ドアの取っ手やノブ、ベッド柵など共有部分は、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう。
アルコールで消毒する場合は、スプレーや噴霧ではなく、拭き取りで行いましょう。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
トイレや洗面所は、通常の家庭用洗剤ですすぎ、家庭用消毒剤でこまめに消毒しましょう。
タオル、衣類、食器、箸・スプーンなどは、通常の洗濯や洗浄でかまいません。
感染が疑われる家族の使用したものを分けて洗う必要はありません。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
洗浄前のものを共有しないようにしてください。
特にタオルは、トイレ、洗面所、キッチンなどで共有しないように注意してください。
消毒するときには使い捨ての手袋を使用して、終わったら手袋を外したあとに手洗いをしっかりしましょう。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
※家庭用塩素系漂白剤は、主成分が次亜塩素酸ナトリウムであることを確認し、濃度が0.05%(製品の濃度が6%の場合、水3Lに液を25?)になるように調整してください。
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7.汚れた寝具や衣服を洗濯しましょう
衣服や布団カバー・枕カバーなどは鼻水、下痢、嘔吐などの体液が付着している可能性がある場合には、80℃、10分以上熱湯消毒後に通常の洗濯を行いましょう。
洗濯は必ず別で行わなければならないわけではありませんが、気になる場合には分けて洗濯しましょう。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
体液で汚れた衣服、寝具を取り扱う際は、手袋とマスクをつけ、一般的な家庭用洗剤で洗濯し完全に乾かしてください。
加熱式の乾燥機にかけることも有効です。
色落ちが気にならなければ、薄めた次亜塩素酸ナトリウム水溶液(0.05%で使用する)も有効です。
※便からウイルスが検出されることがあります。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
8.ゴミは密閉して捨てましょう
鼻をかんだティッシュなどにもウイルスが付着していますので感染性があります。
発症した人の唾液や喀痰などの分泌物を拭くのに使用したティッシュや、看護に使用したものを捨てるときは、あらかじめ感染者専用のゴミ箱を準備してビニール袋をかけて入れましょう。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
鼻をかんだティッシュはすぐにビニール袋に入れ、室外に出すときは密閉して捨てください。
その後は直ちに手を石鹸で洗いましょう。
気になるときはゴミ袋を2重にしてください。— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
オンラインスーパーなど利用してください。
— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021
自宅にいて酸素をしてないコロナ患者さんをお世話する側は、患者さんがマスクを絶対にきちんとつけている前提では、必ずしもアイガードやフェイスガードは必須ではありませんが、マスク着用が怪しいのであればつけなければなりません。アイガードだけの場合にはマスクが汚染されることがるので注意です
— Dr.心拍【正しい医療情報×医師ライター×医師副業×デジタルヘルス】 (@dr_shinpaku) August 9, 2021