思いつきでコンビニ勢力図を作ってみた。
意外と地域差があって面白いし、北海道のセイコーマートの存在感も凄い。細かく見ていくと「峠を越えたら・・・」「県境をまたいだら・・・」みたいな傾向も見えてきて、どんどん時間が経ってしまいそう。 pic.twitter.com/fPtOJqG9H6— にゃんこそば?データ可視化 (@ShinagawaJP) June 11, 2021
こちらは拡大図。
北海道は約3,000店のうち1/3がセイコーマート、1/3がセブンで、残りをローソン・ファミマが分け合っている。函館にはハセガワストアという地場チェーンも。
中部地方のファミマ⇔セブンの境界線は物流の関係かな? pic.twitter.com/vUp1NMh6rW— にゃんこそば?データ可視化 (@ShinagawaJP) June 11, 2021
セイコーマートは茨城(大洗港)から食材・加工食品を運んでいるんだけど、帰りの船便の輸送効率を高めるために、関東にも店舗を進出。結果、茨城から埼玉東部に勢力圏が広がることとなった。
東京都に一番近いのは"ほしの店"(八潮市)、都県境まで600m。 pic.twitter.com/Rk2WnPtMAk— にゃんこそば?データ可視化 (@ShinagawaJP) June 11, 2021
今度は視点を変えて、市区町村ごとのコンビニの数を比較してみる。
コンビニ数は昼間人口と強い相関関係があって、おおよそ2,400人あたり1店舗ができる計算。都会でも田舎でも傾向は変わらない。
郵便局が中小都市で手厚いのに比べると対照的。自由競争下で陣取りゲームをするとこうなるのか・・・ pic.twitter.com/yWLOAH4DeQ— にゃんこそば?データ可視化 (@ShinagawaJP) June 11, 2021
せっかくなので他のチェーンも。
ローソン(1.4万店)は店舗数1位の地域こそ少ないものの、全国にネットワークを構築。
一方、ミニストップ(0.2万店)は大都市圏に選択&集中している様子。デイリーヤマザキ(0.1万店)は加盟店が減少中。※"まいばすけっと"あたりも調べてみたい。 (・?・) pic.twitter.com/ESyNXiryM6
— にゃんこそば?データ可視化 (@ShinagawaJP) June 11, 2021
まいばすけっと [水色] ・miniピアゴ [赤] が東京~横浜と札幌にしかないという知見を得た。
近畿や中京圏で食品専門の小型スーパーというと、どんなブランドがあるんだろう・・・?(なにもわからない) pic.twitter.com/0eGCjnyqwf— にゃんこそば?データ可視化 (@ShinagawaJP) June 11, 2021
コメント欄を参考に食品系スーパー(都市型の小型店)をいくつか追加したら、首都圏・近畿圏がほぼ網羅された。インターネットの集合知すごいな。
※中京圏の地場スーパーには駐車場があり、売場面積も広くてちょっと性格が異なる模様。「まいばすけっと」は電車+徒歩圏ならではの業態か・・・?? pic.twitter.com/3ZbZ1HluIL
— にゃんこそば?データ可視化 (@ShinagawaJP) June 12, 2021
コンビニを光らせてみたら"宇宙から見た日本"のようで美しい。太平洋ベルトをはじめ、コンビニ密集地が帯状に連なっていることが分かる。
山地はほとんど真っ暗。狭い日本、人が住み商売を営む場所は限られてるんだなぁ・・・と改めて実感。 pic.twitter.com/CtQbPR14wH— にゃんこそば?データ可視化 (@ShinagawaJP) June 12, 2021
失礼します。飛騨地方にデイリーヤマザキが目立つのは、主要都市から1~2時間離れた隔絶性ゆえ、かつてこの地方のコンビニの大半が『タイムリー』で、ここはのちに山崎製パンの傘下に入ったためと思われます。タイムリーは一時期和歌山県にも店舗がありましたが、親会社に対する不祥事等で消滅。
— よっきゅん (@yokotanaka1972) June 11, 2021