先日教えてもらった「アリは歩数で移動距離を把握している」って研究面白い。
行きは普通の足・帰りは下駄を履かせた長い足(図真ん中)にすると巣を通りすぎちゃって、行きも帰りも下駄を履かせた長い足だとちゃんと巣に戻れるって、美しい結果。足を短くする(図左)と巣より手前で巣を探すらしい。 pic.twitter.com/MCuBDPpVVq— 郡司芽久(キリン研究者) (@AnatomyGiraffe) December 30, 2020
Aが「行きは普通・帰りは足の長さを変えた時」、Bが「行きも帰りも足の長さが変わっている時」の結果。帰りだけ足の長さを変えると、足の長さに応じて巣を探すポイントがずれる。短いほど手前で、長いほど奥で探す。行きも帰りも同じ長さの足だと、足の長さに関係なくスタート地点(=巣)に戻ってくる pic.twitter.com/T0r2zMmZSG
— 郡司芽久(キリン研究者) (@AnatomyGiraffe) December 30, 2020
基礎研究の重要性を理解してもらうために、「いつか役に立つかも」「応用研究の基盤になる」と主張するのも良いんですけど、まずは基礎研究の面白さを知ってもらうことが一番なんじゃないかなーと個人的には思います。
知らなくても生きていけるけど、知ったらアリを見る目が変わる。それって凄い??— 郡司芽久(キリン研究者) (@AnatomyGiraffe) December 30, 2020
てかアリに下駄履かせる技術すごい
— マーキュリー (@Xx_owata1215_xX) December 30, 2020
アリ「あと50歩でお家だな」って事?可愛すぎねぇか?
— うちはに陶酔した男 (@dBhJARBBjVdYsJN) December 30, 2020
別に数を認識してるとかではなく、神経の構造で足のストローク数の積分として距離を把握してるってことなんでしょうね
普通足の長さは往復途中で変わらないし、変わるほどの損傷受けたらそもそも巣に生きて帰れるかも怪しいので、わざわざ視覚とか発達させるよりコスパ良さげですね— 空岸 (@karakishi2000) December 30, 2020