文豪三島由紀夫によるおじさん構文がキモすぎて面白かった

オジサンの特権で、はっきり言いますが、私はあなたと、ごいっしょにおやすみになりたい、という風な感想をいだいてしまいました。

ごいっしょにおやすみあそばしてくださったら、あなたが生まれてから一度も知らなかったような、すばらしい夢を見せてあげます。

何でもないことじゃありませんか。

『あなたの熱く光った腿が、毎晩ベッドの中で横になっていることを考えると、それだけでじゅうぶん刺激的なのですから、そのそばに私がいることになったって、つまり、あなたにとっては同じことじゃありませんか。

安心してオジサンにまかせてくれれば、決してわるいようにはしません。

かわいい、かわいい、食べてしまいたいほどかわいい、小鳩ちゃん、小猫ちゃん。

世界最高のかわいらしさをじっと隠している意地悪さん。

そのまま隠しつづけていたら、きっと神さまの罰が当りますよ。

来週の木曜の五時に、Kホテルのロビーで待っています。

きっと来てくださいね。