「独り言」を言うことでミスが減るという研究結果<アーカイブ>https://t.co/UNnJGFo2RY
イギリスの心理学者の実験で、「独り言を言いながら作業をすると78%もミスが減る」とわかりました。声に出すことで脳内の混線を避け、集中力を高められるとのこと。 pic.twitter.com/2uYSG406GM— ナゾロジー編集部 (@NazologyInfo) 2019年7月8日
研究では、35人の被験者に対して「48のカードを規則に従って並べる」といった問題を与えました。
その結果、黙々とこの課題に取り組んだときは45のミスを犯しましたが、「自分が何をしているか」や「思考プロセス」などを声に出して作業をしてもらうと、ミスはなんと10に減りました。
人が自分の意見や考えを内側に押し込めてしまうと、あらゆる考えが混線してしまう可能性があるといいます。
アトキン氏いわく「思っていることを声に出して言うことで、そのことに注意を向け、集中力を高めることができるのです」
また、独り言が数独やクロスワードのようなパズルだけでなく、家具の組み立てや、運転中の道の選択にも有効であると語っています。
独り言には「変わり者」といったネガティブなイメージがつきまといがち。しかしこの研究は、独り言のポジティブな一面を見いだすものとなっており、そのイメージを変える手助けとなりそうです。
つまり暴言は誰もいないところで1人で吐き出せと… pic.twitter.com/yXpm5Eku0j
— ミョンニーマン[-UB-] (@myondaze_1341) 2019年7月9日
指差喚呼・指差し呼称も独り言といえば独り言。
— Cyberjunk平原堂 (@CyberjunkerH) 2019年7月9日
2012年バンガー大学の実験でも独り言で集中力が高まると実証されました。
2つのグループに好きな内容でエッセイを書かせる実験
①エッセイをそのまま紙に書く
②独り言を言いながらエッセイを書くその結果、②が書いたエッセイの方が、格段に論理構成や説得力が高く集中力も高かった。
— ケイ@定時で帰ります。 (@mikaitabi) 2019年7月10日
他にもテッサリア大学の研究で、
①意欲的セルフトーク:自分自身を叱咤激励する(全体的に語りかける)
②指示的セルフトーク:自分の動作や意識に話かける(細かいところに語りかける)
②の方が集中力や注意力が向上①はテンションを向上させたい場合に有効
②はスキルを向上させたい場合に有効— ケイ@定時で帰ります。 (@mikaitabi) 2019年7月10日