100年ほど前に耳隠しという髪にコテをあててウェーブをつけて西洋風にゆったり結った髪型が大流行したことがあったのですが、なぜかそれがけしからんと日本の男たちが激怒して、いかにそれが好ましくないか自分はそんな髪型しているような不埒な女は決して妻にはしないとか新聞に投書したりとか
— えぼり (@eboli_ef) 2019年6月15日
同時期に清涼服、簡易服といわれるワンピースも大流行して、まあそれは記録的な猛暑だったこともあり、それまで一般的だった和装より涼しく、なおかつ下層階級のやっていた腰巻1枚でいるより見栄えはするといった合理的な理由からでもあったんですが、それもまた非難を浴びて
— えぼり (@eboli_ef) 2019年6月15日
当時の一般の人達も意見を言えるメディアといえば新聞の投書欄ですので、そこでは日常的に女性の服装に対する非難やそれに対する女性側の反論の応酬が続いたそうで、男性側は終始流行にのる女性を罵りバカにして笑い、そのような西洋の女乞食のようななりをしていては国が亡ぶとかイミフな理屈を出し
— えぼり (@eboli_ef) 2019年6月15日
女性側としては「女の服装ごときで弱る国体ならその程度のものでは?普段国を支えるとか威張ってる男様仕事してんのか?w」とキッチリ煽り返してて大正の女負けてねえなと思ったんですが。
— えぼり (@eboli_ef) 2019年6月15日
基本的に自分たちのご機嫌を取るためでなく女が自分のために好きな髪形やその時に応じた合理的な服装を選ぼうとするというのがとにかく気にくわないという焦りが男性側の怒りや嘲笑にあらわれており、女性側はそれに対してきちんと反論していた、という話がですね「裁かれる大正の女たち」という本で
— えぼり (@eboli_ef) 2019年6月15日
こちらの本なんですが 裁かれる大正の女たち―「風俗潰乱」という名の弾圧 (中公新書) 清永 孝 https://t.co/UcJ9RY5E77
— えぼり (@eboli_ef) 2019年6月15日
そうして男たちが何が気に入らないかもはっきりと言えないまま、国が亡ぶとかやたらとデカい主語にしてわめきたてる中、通りすがりの「耳隠しの女」をいきなり怒鳴りつけたり殴ったりするという事件まで起き、ああもう100年前から日本の男全然進歩してねえよ
— えぼり (@eboli_ef) 2019年6月15日
というのをここんところのナイトプールやタピオカやらパンプスやらの話から思い出しておったわけです。100年前も女が好きなことをして楽しんでいるところをバカにして茶化したり邪魔しに飛び込んだりイミフな理屈でなじったりしてたんだなあジャッポ(自粛
— えぼり (@eboli_ef) 2019年6月15日
耳隠し美しいな pic.twitter.com/myVm4aajoz
— 就労移行支援のそうめん (@Vg89aOkhFC8ils8) 2019年6月16日
御意。一事が万事、こう言う石頭たちが女性を大切にしてこなかった為、少子化でまさに国が滅ばんとしている自業自得。
— Jake (@JakeSunohide) 2019年6月15日
自転車に女性が乗るだけでも、バッシングを受ける時代もあったとさ。
— くわどん (@kuwadong) 2019年6月16日
とにかく、「女性が主体性、意見を持つ事」に理由なく「いかんいかーん!いかんのだぁ!」と言っているだけ。焦っているだけにしか見えない。所詮、そんな程度ですよ。
— Penguins_Beach (@Penguins_Beach) 2019年6月16日
FF外から失礼します。
図書館の蔵書で置いてあるところがあるようです。私は「カーリル」というアプリで探してみましたが、試してみてはいかがでしょうか^_^— 斬りこみ隊長 (@kirikomitaityoh) 2019年6月16日
他人の評価に「しゃらくさい」とか「生意気だ」という表現を用いる人を信用していません。
「他人はみな俺より劣っているはず」という価値観が透けるからです。昔の上司にそういう人いましたが
— shinin'S (@s_shinin) 2019年6月16日