実家がシロアリにやられた。
だが「なぜシロアリにやられたのか?」と「どうすればシロアリにやられないのか?」がよく判った。
これからそれを説明するが「そんな話は別に聞きたくねえ」と言う方はこれ以上を先を読まないのをお勧めする。
僕としては「シロアリにやられて莫大な出費をした以上(続) pic.twitter.com/ve8IZtbR78— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 2, 2022
は誰かに忠言しこの被害は無駄でなかった」と思いたいのである。
でなきゃ膨大な出費に打ちひしがられ自己肯定感が低下してしまうのだ。
さて以前、シロアリは乾燥、光、振動などを嫌うので人が住み風通しと日光を入れる事が肝要だと説明した。
発覚したのはクローゼット前に置いて於いたワーク(続) pic.twitter.com/s0uKGz5bOc— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 2, 2022
シャツの裏がボロボロに喰い荒され畳に巣が出来ていたからだが室内の大型家具全ての底面とその下の畳が巣となっていた。
だから...
時々は面倒でも家具の位置換えと底面の確認をした方がいいよ。
斯くして全畳と床面、根太の一部がパアとなり交換と補修工事を要する事態となった。
右に新しい(続) pic.twitter.com/bTtxvhoRIU— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 2, 2022
床面の写真があるが襖の前が小さい四角の別構造になってるでしょ?
この部分だけ開閉式であり以降の点検口として使用するためなのだ。
さて全部の床板を剥がして薬剤で駆除し新規の床板を貼り現在は新しい畳の到着を待っている。
そして近日中に庭木を全廃する。
さて今回の被害はヤマトシロアリと(続) pic.twitter.com/BOePcDSXN6— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 2, 2022
イエシロアリの2種同時侵攻によってやられた。
この和室の隣りは浴室である。
そして浴槽と浴室壁タイルの間の目地にヒビがあり入浴の度に浸水した。
ここが一つ目のシロアリ発生源である。
二つ目は外壁からの侵入だ。
僕は不精者かつケチなので庭木を邪魔な伐採した後に家の外壁近くに放置した(続)— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 2, 2022
邪魔でない木は枝が伸び放題で落ち葉が堆積してゆく。
このどんどん堆積する落ち葉と小枝がシロアリの温床となる。
更に家と庭の間は狭いコンクリの通路となっておりシロアリに対する防壁となっているのだが此処に放置された伐採された枝がシロアリの巣となる。
更にシロアリは其処から蟻道を作り(続)— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 2, 2022
屋内への侵入する。
蟻と違ってシロアリは日光に弱いから地表で行動出来ない。
だから決死隊が土を運んで土の道を作って攻めて来るのだ。
シックイやコンクリは喰われないが木の部分まで到達したら「彼等の勝ち」である。
見上げたもんだよ。
まるで要塞攻城戦のプロだ。
駆除屋さんが「シロアリは(続) pic.twitter.com/48jDe278of— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 2, 2022
屋内じゃ害虫だけど野山じゃ益虫なんだ倒木や枯れ枝を喰って土に還すんだからね。シロアリが居なきゃ生態系が成り立たないんだよ」とまるでナウシカの様な事を僕に言う。
はい、判りました。
虫を屋内に呼び込んじゃった僕が悪いんです。
反省します。
つまり家と自然の境界をしっかり分けなきゃ(続) pic.twitter.com/G1ZwGTlKmV— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 2, 2022
いけないのだ。
ちゃんと管理出来ないなら庭は金がかかっても潰した方が良い。
今回、僕は潰す事にしたよ。
家屋には通風口があるが落ち葉や雑草で殆ど塞がってしまってた。
蟻道は一朝一夕に出来るもんじゃない。
時々は家の外周を巡回しアヤシイのがあったら家屋に来る前に容赦無く殲滅する事。
(続)— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 2, 2022
屋内の通風を良くして湿気を防ぐ事。
時々は日光を室内に入れる事。
掃除や家具の配置換えをして被害が出ても極限する事。
何よりも水回りの浸水に充分に注意し防水策を徹底する事。
トイレ、台所、風呂場が鬼門となるよ。
ま、こんな処だ。
皆様のお役に立てばちっとは報われる。— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 2, 2022
七年前に亡くなった母は草木が大好きだった。
僕が小さい頃は池坊流華道教室の先生をしてたんだよ。
だから母の存命中は庭がよく手入れされていて色々な花が咲いていたのだが主の居なくなった庭は荒れ果てシロアリの巣となる。
母さえ居りゃ庭は素敵な場所だったんだよ。
でも諦めなきゃね。 pic.twitter.com/GM3VrvgZ6X— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 2, 2022
ちなみに駆除屋さんは云ってる事がナウシカみたいだったが同行し建物の修復をした大工さんはアシリパさんみたいだった。
「いいか、阿部さん良く覚えとけ。此処がこうなってるのは~」と建物の構造とシロアリ対処のレクチャーを細かく説明してくれた。
点検口を襖の前にした理由や通風口の管理とかね。 pic.twitter.com/XMavvlPhU5— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 2, 2022
押し入れには何かしまうでしょ。
となりゃ出し入れする。
だから押し入れの前には基本的に重量物を置かない。
だから点検口を押し入れ前に配置したんだそうだ。— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 2, 2022
これが第一の発生源となった風呂場。
浴槽と壁タイルとの間に亀裂があったが放っといたのがいけなかった!
手先が器用な藤岡君に昨日、補修してもらったよ。
なんで亀裂が生じたかと云うと2011年の地震じゃないかと思う。
僕は東京に住んでたから確かじゃないけどね。 pic.twitter.com/6RpmZx901t— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 3, 2022
随分と差が有るみたいだね。
僕は家を建てた大工さんに相談して紹介してもらったよ。— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 2, 2022
うちは床鳴りが酷くなり業者に頼んだ結果、シロアリが見つかりました。そこから3年ごとに点検と薬の散布を続けています。余談ですが、シロアリもGの1種ということで、薬を撒くとGが見当たらなくなります。
— UTan @ T4B (@useless_tanker) October 2, 2022
有益な注意喚起ありがとうございます。友人大工の話ですが仰るように水場、特に古いタイル式の風呂場が被害の発端となる御世帯が多いようです。また雨漏りを放置した個所も蟻道をつくられやすい。できればタイル式浴室はユニットバスへ。雨漏り個所は早めの修繕が被害予防となると話していました。
— 送達ねこ(郵便屋が集めた奇談) (@jinjanosandou) October 2, 2022
まさにこれ。 pic.twitter.com/H4cKqQaaGY
— 岡山 健 (@tacosfit) October 2, 2022
そーなのだ。
僕が無精だったからいけないのだ。
モーレツに反省したよ(笑)— 阿部隆史@ジェネラル・サポート (@GS_abetakashi) October 3, 2022