2018年の時、ある登山家が死んだ
栗城史多という登山家で、日本では著名な登山家であるがそれは素人の中での話であり、アルピニスト達の中では侮蔑、無関心の対象だった
彼は登山家を名乗りエベレストに何回もアタックした人だが、専門家から見れば確実に登頂は不可能な人間である事が明白だったからだ pic.twitter.com/bU2TT4RsoW— ボト (@botomeze) August 25, 2022
彼は七大陸無酸素単独登頂を目指し掲げたがそもそも七大陸のうち酸素ボンベを必要とするほどの山はエベレストぐらいのもので、他の山は酸素ボンベなど必要がない
そしてキリマンジャロは単独は禁止されガイドを帯同させるのがルールであるが単独登頂を主張している— ボト (@botomeze) August 25, 2022
「単独」「無酸素」という言葉は登山家にとって重いもので、その定義は登山家各各々で受け止め、掲げて登る
無酸素という言葉はエベレスト以外は使う必要性はなく、また単独という意味も彼の登山歴を見れば非常に軽々しく扱われている事が露になる— ボト (@botomeze) August 25, 2022
一般的な定義としての単独登頂はキャンプからルート工作まで全てを一人で行い、先行者のルート工作を一切使わず登り切る事を指すが、栗城氏は他者の固定ロープを使ったり、登山隊を帯同させたり、シェルパの支援を使ったりなどアルパインスタイルではなく極地法と呼ばれる方法を使っている
— ボト (@botomeze) August 25, 2022
彼の最期の登山となった2018年南西壁アタックの際にも彼は単独無酸素を掲げていたのに対して、シェルパ四人が帯同していた事が明らかとなっている
つまり彼の掲げていた登山の多くは嘘で塗り固められていたものであり、彼個人の実力では一切なかった— ボト (@botomeze) August 25, 2022
彼の実力を経歴から見ていけば、彼よりも登れる登山家は山ほどいるだろう
彼は夏富士は八合目で撤退しなければならない程であり(夏富士は素人でも登れる程度の山)、ホノルルマラソンでは完走が6時間もかかっており、まるで登山家に必要な体力を有していない— ボト (@botomeze) August 25, 2022
彼はこれらの事柄をあまり隠すような事もしておらず、その度に識者たちに指摘され続けた
にも関わらず、彼の周りには支援者やスポンサーが集まり、講演会まで行われるほどであった
支援者は彼の実力など全く眼中になかった
栗城氏に求められていたのは山に登るポーズだけだった— ボト (@botomeze) August 25, 2022
しかしこれは登山であり相手は手加減してくれる人間でもなければ、落ちただけで済む記念受験でもない
山は平等に人に襲いかかる
2012のエベレスト挑戦で凍傷になり、右手親指以外全ての指の第二関節までを切断する事態になる
それでもなお彼は山から足を洗う事をすることはなかった pic.twitter.com/DQWNojvsr0— ボト (@botomeze) August 25, 2022
そして8度目にもなるエベレスト挑戦の2018年に滑落死。単独を掲げていたにも関わらず同行していたシェルパ四人が死体を確認した模様
結局8回全ての挑戦が失敗に終わりエベレストの頂上は一度も踏めず生涯を終えた
何故彼は指を9本も失い批判され続けても登ったのか— ボト (@botomeze) August 25, 2022
彼の人格は過去の恩師などが言うように話が上手くお調子者であり、それ故に無謀な挑戦にも挑んでしまう側面もあったかもしれないが、何よりも彼を死地に追い込んでいたのはスポンサーや支援者の期待や後押しであると多くの人達が指摘している
栗城氏の周りには多大な支援団体や会社が存在した— ボト (@botomeze) August 25, 2022
応援や支援などは本来素晴らしい行為であるが、それは実力が挑戦に敵うレベルの人に対してこそのものであるが栗城氏は高難易度登山に対して挑戦できるレベルでは決してなかったのは明白であり、支援者がそれらを本当に理解してなかったかは怪しく、また理解してなかったとしたらそれはそれで問題だ
— ボト (@botomeze) August 25, 2022
登山における失敗は敗北だとか再チャレンジだとかそんな甘いものではなく、失敗=死になりかねない
栗城氏が掲げていた山々などまさに失敗の先は死が待ち構えてる危険領域
そんな場所に何も考えず放り出して安全地帯で応援だけしていた人物は栗城氏の周りには沢山いたのだ— ボト (@botomeze) August 25, 2022
逆に、栗城氏を批判した人達は山のプロフェッショナル達であり、山の危険性を警告し山から足を洗うか挑むに値する実力をつけてくる事を薦めていた
栗城氏の安否を何よりも気にしていたのは支援者達ではなく、アンチだったのは皮肉である
生前は彼らの言葉を聞かないどころか批判までしていたが— ボト (@botomeze) August 25, 2022
世の中には栗城氏の支援者達のような本人の安否やその後なんて何も考えておらず、応援する事だけどしか眼中にない人達は沢山いる
批判されたりする事は腹立たしい事も多いだろうが、無思考で無責任な発言をして煽ててくる人間達は更に恐ろしいのである— ボト (@botomeze) August 25, 2022
彼らはその後栗城氏を無責任に危険な山に送り込んでいた事への責任から逃れようとのらりくらりと逃げ、NHKですら彼らの批判よりも栗城氏の登山を批判していたアンチ側に責任を転嫁している始末だった
無責任に応援するだけの輩は決して責任など取ってくれる筈がないのである— ボト (@botomeze) August 25, 2022
栗城氏の35年という短い人生で得られた教訓というのは、山に登る挑戦する勇気でもなければ、何度も登り続ける気概でもなく、無責任に人を応援し続ける周りの人間程恐ろしいものはないと言う事実である
— ボト (@botomeze) August 25, 2022
Twitterでも歪んだ考えや行動を外野が無責任に応援する事があるが、彼らは決して君のケツを拭いてくれる事はなく、そして深く君の事を考えて言ってるわけではない事を、この栗城氏の35年という儚い人生の生涯を思い返して自省して欲しいと願うばかりである
— ボト (@botomeze) August 25, 2022
千原ジュニアと登山家の人が対談する番組で栗城史多が話題になりあの人が
あの人の実力は高い訳ではない
という発言にジュニアは驚きと最後まで信じられないというリアクションだった。登山家の実力なんて周りからすれば推し量る事は困難ですもんね。— 坦々@痛風? (@tantanman1415) August 26, 2022
植村直己さんが、マッキンリーで行方不明になったってニュース聴いた時は、あの植村直己さんが。。。って思ったが、彼の時はとうとうその時が来たらかって気持ちでした。
— スナイパー (@masashi4343) August 25, 2022
とある山岳部が鍋を一つ忘れた事で調理することができず、無理やり下山する羽目になり死者を出したことがあると聞いたことがあります
何度も持ち物を点検する描写は著名な登山作品神々の山嶺でも描かれ、準備の大切さを書いてました— ボト (@botomeze) August 26, 2022
かつて熱心に調べた事がありますが、根本的にスタンスが違ったのではと思いましたね
登山家たちは、登山家として彼を批判していました。でも彼は登山家ではなく表現者であり、登山は表現の為の手段だった。
その齟齬が両者の間に超え難い亀裂としてあったが故の行き違いだったのだと思います。— こふぃ珈琲????@旅人&写真家&バイク乗りな多趣味人 (@kofirabon_popa) August 26, 2022
海外の高層ビルで懸垂やるストリーマーが転落死したのもスポンサー案件でしたね
— ひぐらし-蜩- (@higurashi_n) August 26, 2022
夏富士度すら登れない人がエベレストにチャレンジするのは明らかに実力不足で、指がなくなった地点で諦めていたら良かったのかもしれません。
チャレンジすることは決して叩かれるべきではないですが、実力不足なら妥協も大事です。— CBDGREEN(求人募集中) (@CBDGREEN420) August 25, 2022
配信したくてというより、avexとの契約上配信しなければならなかったが正しいです。
スポンサーとの契約が絶対だったのでグローブ選びもスマホが触れるようなグローブでなければならなかったのです。それを選んだのは栗城さん自身ではありますけど。— にんにん (@nikukyu_0401) August 26, 2022
神輿は軽い方がいい
担ぎ上げるのも楽だし捨てるのも楽— aki32s (@912yen) August 26, 2022
超がつくほど「人たらし」で有名だったらしいね。
痛烈に批判してた服部文祥も「実際に会いたくはない、会っちゃうとほだされちゃうと思う、めちゃくちゃ良いやつらしいんだよ」って言ってたから、人としては魅力はあるんだと思うよ。
ただ、行動がイカれてるし批判されるのはしょうが無いってだけで— 中山泰○ 元オリヒ○ (@nakayamaorihiro) August 25, 2022