手持ち花火っていつ頃からあるのかなーと江戸時代の図版をあれこれ探してみたことろ、思っていたより古いらしく驚く。これは推定元禄時代の図で、かなりアグレッシブな手持ち花火が完成していたもよう。元禄といえば1700年前後。
そしてまた、この時代すでに火花が★☆で表現されていることにたまげた pic.twitter.com/nAJKquU5wi— ミサンザイ 同人誌 「天皇を旅する本」 頒布中 (@katsunomisanzai) August 9, 2022
花火のアップ。火花がはっきり★☆○として描かれてます。これ、火花を五芒星として描いた本邦最古の例では…と思ったけど、調べればもっとさかのぼれるのかもしれない。おもしろい。
江戸人のセンスはまったくアバンギャルドだぜ pic.twitter.com/waaW3aBBGL— ミサンザイ 同人誌 「天皇を旅する本」 頒布中 (@katsunomisanzai) August 9, 2022
この左の男のうしろにみえるのも花火みたい。据え付け式ですが打ち上げ花火よりは手持ちにちかいサイズ感。そしてこちらも船上での使用。残念ながら★火花ではない。
街中でこどもたちが花火やってる絵もあったけれど、やっぱり火事のおそれがあるので川で楽しむのが基本だったんでしょうかね pic.twitter.com/cz4Um4gZ0h— ミサンザイ 同人誌 「天皇を旅する本」 頒布中 (@katsunomisanzai) August 9, 2022
画像はどちらも国会図書館デジコレより
— ミサンザイ 同人誌 「天皇を旅する本」 頒布中 (@katsunomisanzai) August 9, 2022
ヨーロッパの銅版画なんかだと、六芒星やもっと多いトゲトゲしたのも見かけますね。五角形の謎…ルーツがわかると面白いですね!
— ミサンザイ 同人誌 「天皇を旅する本」 頒布中 (@katsunomisanzai) August 10, 2022
日本の星型といえば安倍晴明の五芒星。
実はこれ植物の桔梗を図案化した「桔梗紋」の一種なのです。
もしかすると江戸時代では「花火=花」の印象で「晴明桔梗」を花火の絵に使ったものから逆輸入的にキラキラしたものには★を使うようになったのかもしれませんね。(幽霊絵の柳のような逆転現象) pic.twitter.com/VzKgHrPR1p— ひふみよいつ (@hihumi_yoitu) August 10, 2022
日本、『鉱石の博物館』と呼ばれるほどに鉱物の産出する種類が多いので(量は少ない)、当時炎色反応が知られていればおそらくある程度の色は用意できたかと思われます。
— チハたん?? (@tihatan_) August 10, 2022