大きな災害が発生しますと必ず「支援物資」の話が出てきますが、基本的に個人からの小口の支援物資は送ってはいけません。「送らないほうがいい」ではなく「送ってはいけない」です。特に、この期に及んで「古着を云々」言ってる団体があったら、支援ではなく「承認欲求の現れ」と見做していいレベル。
— 洗手院(千手院) (@senjuin1010) July 6, 2021
【熱海市緊急情報】
熱海市では、令和3年7月伊豆山土砂災害により被害を受けられた被災者を支援するため、義援金口座を開設しました。ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。詳細はこちらをご覧くださいhttps://t.co/oLHdvqKYP4— 熱海市 (@atamicity) July 6, 2021
熱海 伊豆山 土砂災害被災地域の皆さんへ。「災害支援のプロ」を自称する民間のボランティア団体から、敷地や建物などを「拠点」として提供してほしいと言われても、むやみに貸さないで下さい。拠点を手に入れると彼らは全国から仲間を呼び集め、いつまでもその場に居座ります。#ボランティアという病
— 丸山千夏 (@cn2mrym) July 3, 2021
彼らは災害急性期の現場に駆け付け、混乱に乗じて現地の空き家、ガレージ、倉庫などを「拠点」とする許可を手に入れると、仲間を呼び集めて無料のキャンプ場のように集団生活を送りますが、実際に災害支援の知識や技術を持っているわけではないので注意が必要です。 #ボランティアという病 #TSUNAGARI
— 丸山千夏 (@cn2mrym) July 3, 2021
災害時のボランティア活動は基本的に現地の社会福祉協議会がとりまとめ、行政と連携してニーズに応じた支援を行います。ボランティア志願者が直接現地の被災者に場所の提供などを依頼することはありません。このような場合には、行政に相談するようにしましょう。 #ボランティアという病 #TSUNAGARI
— 丸山千夏 (@cn2mrym) July 3, 2021
熱海 伊豆山 土砂災害被災地域に支援物資を送ろうとお考えの皆さんへ。古着、古毛布、中古の寝具類はどのような災害でも歓迎されません。未開封の新品で、ある程度サイズや数のそろったもの以外は現地に直接送るのはやめ、リサイクルショップで換金した上で現金を募金する方が喜ばれます。
— 丸山千夏 (@cn2mrym) July 3, 2021
ご家庭でストックされているカップラーメン、飲料水、保存食類も、数がそろっていないもの、賞味期限までの期間が短いもの、海外製品で原材料表示が読めないものなどはどんな災害でも歓迎されません。数が揃わないものは仕分けの手間がかかるため、送料を払って送っても無駄になることが多いです。
— 丸山千夏 (@cn2mrym) July 3, 2021
どうしても、被災した皆さんのお力になりたい、とお考えの場合、現金が何よりも歓迎されます。お金は場所を取りませんし、使用期限もありません。大勢の人たちで公平に分けることも可能です。#災害支援には現金を が現代の常識です。Tポイントなどで募金ができるサイトもあります。
— 丸山千夏 (@cn2mrym) July 3, 2021
やはり注意すべきは #ボランティアヒッピー と呼ばれる民間のボランティアグループで、こういう人たちに入り込まれると行政・警察・消防など本来連携をとるべき機関から被災者を囲い込み、自分たちの都合の良いように現場を動かして、結果的に行政と住民の連携の妨げになっていることが多いです。
— 丸山千夏 (@cn2mrym) July 3, 2021
彼らはSNSを通じて全国から支援物資をかき集め、現地で手に入れた「拠点」に集まって来る物資と仲間で無料のキャンプ生活を送れれば良いので、復旧活動の邪魔はしますが役には立ちません。押しかけて来たら即、退去してもらって下さい。
— 丸山千夏 (@cn2mrym) July 3, 2021
わたしは #熊本地震 の被災地を取材する中で、現地の人々が #TSUNAGARI を疑いもせず、支援してもらえてありがたかったと感謝までしている姿をこの目で見て来ました。実際には本来受けられる支援が彼らのせいで受けられなかったり、被災者宛てに届いた物資が彼らの飲食に充てられていたのに、です。
— 丸山千夏 (@cn2mrym) July 3, 2021
#TSUNAGARI のようなグループが熱心に支援活動に励んでいた、という意見もたくさん寄せられます。彼らが善意に基づいて行動していることは事実でも、実際に技術を伴っていないことはその後の取材で明らかになりました。例えば彼らが張ったブルーシートの多くは、後に専門家によって張替えられました。
— 丸山千夏 (@cn2mrym) July 5, 2021
彼らはブルーシートの重しとして、ポリ袋に瓦の破片を詰めて使っていた。これが紫外線で硬化して、ちょっとした振動でもボロボロになって屋根から落ちるため、人の通行に支障を来たすほど危険な存在になっていました。熊本地震の御船町で実際に起きていたことです。 #TSUNAGARI
— 丸山千夏 (@cn2mrym) July 5, 2021
善意だから、やる気があるからといって、何でも役に立つわけではありません。現地に入るなら医療、建設、土木など、必要な技術と知識と道具を持った人々に、行政からの正式な要請を得て入って戴くべきで、素人がむやみに手伝えば良いというものではありません。 #TSUNAGARI #ボランティアという病
— 丸山千夏 (@cn2mrym) July 5, 2021
東日本大震災で一部の民間ボランティア組織がもてはやされたのは、現地の状況がそれほど悪かったからで、以後、国内で、そこまでの災害が起きていないのは幸運なことだと思います。社協のコントロールを受けないボランティアは現在では必要とされていません。 #TSUNAGARI #ボランティアという病
— 丸山千夏 (@cn2mrym) July 5, 2021
「災害支援のプロ」というより、被災地で炊き出しをしたり、被災者の皆さんに感謝されながら気の合う仲間たちで共同生活を送ることが趣味として定着してしまった人たちがいる、と言った方が正しいですよね。支援される側にとっては切実でも、支援に入る側から見れば、災害現場は楽しいんだと思います。
— 丸山千夏 (@cn2mrym) July 6, 2021
【熱海市緊急情報】
土砂災害に対し、多くのご心配ご支援をいただいておりますが、生鮮食品・消費期限の近い食料品・少量の菓子など、また使用済みや開封後の日用品・衣類、数の限られた物品などのご提供(ご支援)はお断りさせていただいてます。詳細はこちらをご覧くださいhttps://t.co/dOM00KclE2— 熱海市 (@atamicity) July 5, 2021
阪神の時からおったで
輩ボラ— 妖魔@??ヒガシオオサカYO900?? (@youma9000) July 6, 2021
「善意を断るなんて!」と相手を叩くのもやめて頂きたいですね…。10年前、とある現場で一般の方からの支援物資を「お断り」したことがありましたが、心が無い人間のような言われ方をされてしまい、しばらく落ち込みました。断る方も辛いんですよね。承認欲求、分かるような気がします…。
— ありさん (@guutaraarisan02) July 6, 2021
言葉は悪いですが、被災地に古着を送る行為は「支援物資に名を借りた不法投棄」と思ってます。
— きゃりーぱみゅぱみゅみぱみゅぱみゅ併せてぱみゅぱみゅむぱみゅぱみゅ (@guteirui) July 6, 2021