保存食としての餅の歴史はとにかくカビとの戦いで、最初は防カビ剤を投入してたけどこれが食品衛生法に触れて回収の大損害、つぎにハム型フィルム包装になるけどこれも食べにくくて今ひとつ pic.twitter.com/XoN1eiXq73
— 松 (@zoucibajasi) January 1, 2021
消費期限も2週間と短く、評判が悪かったので1965年にのし餅に筋を入れ割れやすくしたリテナー成型板餅を開発、「サトウの板餅・サクラコトブキ印」と名付けて発売。半真空状態で保存期間は6ヶ月。ただこれも開封するとすぐに食べ切らざるを得なかった pic.twitter.com/q7goV5K5yZ
— 松 (@zoucibajasi) January 1, 2021
1973年、「サトウの切り餅」発売。レトルト殺菌釜、ロータリー真空機、三連包装機、耐熱性資材という多数の革新的機材の賜物。
保存期間は1年を実現。三連のコンパクトな包装が消費者の支持を獲得した。
ただし課題もあり、加熱処理によって、つきたての餅が持つおいしさを失ってしまう問題があった pic.twitter.com/3Vl6ApvAJR— 松 (@zoucibajasi) January 1, 2021
1979年に脱酸素剤が登場すると様々な食品分野で食味、鮮度の保持と、保存期間延長のために急速に普及した。
翌1980年、サトウ食品は「サトウの切り餅・つきたてバラ入り」を発売。無菌クリーンルームで生のままの餅をまとめて袋に入れた、同社初の無菌化包装餅であった pic.twitter.com/hm3W8hENxD— 松 (@zoucibajasi) January 1, 2021
1983年、「サトウの切り餅・つきたてシングルパック」発売。業界初の生餅を無菌的に個包装した製品である。つきたての味を楽しめるだだけでなく、唯一残っていた酵母による発酵問題も起こらなくなった。現在に続くベストセラーである pic.twitter.com/johKm4mgpW
— 松 (@zoucibajasi) January 1, 2021
この餅で培った無菌包装の技術が、サトウのごはんのパックご飯に繋がったんですね。佐藤食品工業すごいなー。
— にるす (@isleofskye2) January 2, 2021
古い話ですが
阪神淡路大震災の折には保存、運搬、調理、腹持ちの良さから数年続くと言われた余震に備えて常備していました
カンパンは食べ飽きるしインスタントは場所取ります— コロナ撲滅@年末年始は自宅 (@ymLlkCamzjRyMRO) January 2, 2021
モチ業界は食感向上に対する並々ならぬ努力もすごいです。主要各社はこんな感じで加工してます。(有名な切り餅訴訟の結果) pic.twitter.com/TU6FjhL6CD
— 吉澤準特|ロジカルシンキング&図解 (@juntoku_y) January 2, 2021