もう医療崩壊です。まじで無理です。
私達は救命センターとして最後の砦としての役割を果たしてきました。
『絶対に断らない救急』
を24時間365日、維持し続けてきたんです。
でもこのコロナ騒動で、発熱患者さんに関わる人間は全員が完全防護服の着用を義務付けされました。→
— できる限り出歩かない鼓膜 (@incident_girl) 2020年4月12日
それはどういうことか。別の患者さんが来ても、その対応ができないということです。完全防護服は在庫が多いわけではありませんし、一度着用したものはウイルスの感染源として捉えます。1人の患者さんの対応に時間がかかった場合、他の患者の受け入れができないんです。→
— できる限り出歩かない鼓膜 (@incident_girl) 2020年4月12日
今までに搬送依頼を断ることは年に指で数えるほどでした。ほとんどの患者を受け入れ、医療を提供してきたんです。
でも、もうこの半月で、今までの回数を越えました。同じ県の医療センターに受け入れてもらったり、大学病院に依頼をして受け入れてもらうこともたくさんありました。→
— できる限り出歩かない鼓膜 (@incident_girl) 2020年4月12日
向こうの友達から、受け入れたよ、といわれると、安心したと同時に情けなくなります。果たすべき役割を果たせなかったのだと。
そしてここまで読んで分かると思いますが、交通事故にあっても、私達が受け入れられずに、救急車で亡くなることもあるのです。残念ですが。→
— できる限り出歩かない鼓膜 (@incident_girl) 2020年4月12日
だから外出を自粛してほしいと言っているんです。マスクすればいい?買い物くらい?。やめてください。そんな甘ったれたこと言わないでください。必要最低限の外出しかしないでくれと言っているのはそういうことです。普段なら助かる命も助けられないかもしれません。→
— できる限り出歩かない鼓膜 (@incident_girl) 2020年4月12日
もう亡くなって泣き崩れる遺族を見るのは辛いんです。助けられなかったほうも辛いんです。この思いを1人でも多くの人に伝えたいです。命を落としてからでは遅いんです。
— できる限り出歩かない鼓膜 (@incident_girl) 2020年4月12日