上海在住の中国人です。最近ツイターで、よく「中国の肺炎患者が大量押し寄せてくるではないか」という心配の声を見かけます。あくまで個人的な意見ですが、その可能性は極めて低いです。自分なりに理由を整理してみましたので、よろしければご参考ください。#コロナウィルス #武漢 #武漢肺炎
— vionnetchan (@vionnetchan) 2020年1月29日
まず今中国実際の状況ですが、多分皆さんの想像より大分落ち着いてます。特に湖北省以外の所では、感染者が着々と治療を受け、接触した人達が強制隔離となり、これ以上感染者が急激に増える可能性が低いかと思います。生活面、食べ物などの不自由もありませんので、そのための避難も必要がありません。
— vionnetchan (@vionnetchan) 2020年1月29日
またここ一週間大抵の人は家に引きこもっていて、外出を極力控えています。今の認識は家に居た方が一番安全で、もし飛行機を乗って海外へ行くでしたら、他の乗客の状況が分からないので逆にリスクが高いです。(しかも海外では患者・接触者の強制隔離がほぼ行なっていないようで。)
— vionnetchan (@vionnetchan) 2020年1月29日
そして中国人が日本に入国するためビザが必要です。元々ビザを持ってる人がすくなく、新たにビザを申請する場合平均2週間掛かります。申請のための書類(会社や学校の在籍証明書、)も用意しなければなりません。患者や家族はビザ申請に時間を費やすより、現地で治療を受ける方を選択するでしょう。
— vionnetchan (@vionnetchan) 2020年1月29日
あと香港の研究に「4-5月がピーク」という結論がありましたが、その前提は、「政府が全く手を打たない」とのことでした。現状政府が厳しく取り締まっていますので、4-5月についてはそこまで心配しなくても大丈夫でしょう。
— vionnetchan (@vionnetchan) 2020年1月29日
最後に、この度日本から色々支援物資を送っていただき、本当に本当にありがとうございます。中国のネットにも話題になってます。みんな心から感謝しています。改めて、日本を好きになって良かったと思いました。皆さんも是非お体にお気をつけてください。 拙い日本語ですみませんでした。
— vionnetchan (@vionnetchan) 2020年1月29日
国際社会から、国民全体がウィルスキャリアではないかとの、不安感からくる差別的とも言える眼で見られる辛さは、我々も福島の原発事故後の放射能汚染で味わってきた思いと共通すると思う。日本人は、あの経験を思い起こし、中国で苦闘している人達を励ます立場にあると思う。
— taigen (@u9HX6AIlQS90NnE) 2020年1月29日
とんでもないです。異常事態ですから、恐怖に駆られて混乱になって、変なことを言い出すのは自然です。中国人だってそうです。北京は今寒いでしょうが、お体にお気をつけてください。
— vionnetchan (@vionnetchan) 2020年1月29日
予約したからか、1/20の公表前に既に出国したか、もしくは湖北省から遠い所からの観光客かと思います。実際今まで発症した患者はほぼ、湖北省在住や今月湖北省訪問した人で、他の地域の人にとってはある意味「無関係」とも言えます。
— vionnetchan (@vionnetchan) 2020年1月29日
日常的にツイッターを自由に使っている若者は沢山います。多分中国語で呟いているから、皆さんがその存在を意識していないだけです。確かに中国では色々干渉が存在していますが、今回の肺炎に関するデマのように、必要以上に強調・拡大され、結局事実から離れたこともなくはないです。
— vionnetchan (@vionnetchan) 2020年1月29日
ありがとうございます!確かに最初の4-5日間は一番大変でした。ウイルスとだけではなく、不安や怒り、混乱やデマとも戦わなければならないので、ある意味貴重な経験でした。早く鎮静化することを願っています。
— vionnetchan (@vionnetchan) 2020年1月29日