中学校PTA広報委員会から「現1年生から会長を選出する。立候補者がない場合抽選により選出、辞退は受け付けない、当日欠席も抽選に加える」との連絡がLINEグループで来て、まずは出席の有無を求められたので「出席、あと会長に立候補します」と送ったんですが、後は淡々と出席の連絡が続いています。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2019年12月9日
どうだろう、すんなりと広報委員会会長になれるのかな。それとも「あなたには任せられない」と言われるかな。「こんなに仕事があるんですよ、あなたには無理」かもしれない。学童の会計になるときも指導員に似たことを言われたから。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2019年12月9日
同僚は子どもが小学校に入学したらPTA執行部(会長や副会長など)になりたいと張り切っていたけど、いざ入学してみたら、執行部は卒園した園ごとに保護者に受け継がれるもので断られたそう。役員になりたい人はならせず、なりたくない人は地の果てまで追いかけてならせる不思議。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2019年12月9日
こちらが、1年生保護者のLINEグループで回ってきた部長(会長)選出のお知らせ。読んですぐに部長に立候補しようと決意。やりたくない人・事情がある人も抽選で選出されたら辞退できないということがおかしい、ならば自分がやろうと思ったし、PTAを変えるなら役員になって、とも考えたので。 pic.twitter.com/eE7BJJIQBh
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
そこで、ミーティング当日。現部長(2年生保護者)に「1年生保護者で話し合って」と言われ、さっそく「部長に立候補します」と挙手。他の1年生保護者は無言。他に立候補や意見はなし。しばらくの沈黙の後、「じゃあ高川さんにお任せする?それでいい?」となり、1年生保護者全員が拍手。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
そこで、次は副部長・会計を決める段となったわけですが、どんな仕事があるのかわからないでは立候補もしづらいのは当然なので、現部長・副部長に質問。理事会の頻度や広報誌の発行頻度などを聞き取り、ホワイトボードに書き出していきました。その中に「合唱コンクールの旗振り」という仕事も。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
私は合唱コンクールに行っていなかったので、「それはどんな仕事ですか?本当に旗を振る仕事ですか?」と質問したところ、突然副部長が「なんか馬鹿にしてるよね」と発言。突然のことで本当に驚きました。「人にものを教わる態度じゃないよね、どういうつもりなの」とも。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
意味がわからなかったのですが、もちろん馬鹿にする意図など毛頭ないので、態度が気に障ったなら申し訳ない、ぜひ仕事内容を教えてほしいと謝罪。そこから現部長と副部長(どちらも2年生保護者)からははっきり言葉にならないような罵倒が続きました。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
部屋の隅に行き、無言でこちらに向けておどけるような顔をしたり、顔をしかめたり、聞き取れないような言葉で端っこから囃し立てたり。「何ですか?聞かせてください」と質問すると、「なんでもないよ!」と言い捨てて、その後も揶揄するような態度。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
およそいい大人の取る態度とは思えず、唖然としましたが、今は1年生保護者の中から役員を決める場だと思い直し、1年生保護者に向けて、「副会長と会計はこのような仕事だそうです、いきなりで難しいとは思いますが、やってみてもいいかなという方はいませんか」と問いかけました。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
1年生保護者は無言。現部長・副部長は「この人についていきたい人はいる?」「この人についていく人なんかいないよ」「クジで決めようクジで」と部屋の端っこからどんどん茶々を入れてきます。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
基本的には前年通りに活動するが、できれば広報の仕事を軽減したいと思っていることなどを伝えるものの、この頃から2年生・1年生保護者双方から私に質問が飛んでくるようになりました。いわく「部長ともなればすべての活動に参加しなければならない、全部出られるのか」「理事会も毎回出られるのか」
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
「1年間投げ出さずにやれるか」「仕事と両立できるのか」「完全に前年通りの活動をする自信はあるか」「このメンバーを全員率いていくことはできると思うか」…矢継ぎ早に。ほぼ出られると思う、一部出られないことはあるかも、そもそも部長とは全員を率いるものなのですか…?など一つ一つ回答。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
そうこうしているうちに、「何か意見はありますか?立候補じゃなくても広報委員の活動をこうしたいとか」と問いかけてもほとんど意見は出なかった(出るのは私への自信を問う質問だけ)1年生保護者の態度も変わってきました。2年生保護者と同じに、ボソボソと数人で何かを話し、聞き返すと否定、と。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
とうとう現部長が「なんであんたが仕切ってんの?あんた部長でも何でもないんだよ」と大声で発言。「えっ、さっき決まったのでは?」「違うよ、あんたが部長だったら誰もついていかない、自分も来年は活動しない、サポートしない」「2年生は全員参加しない」(その場にいる2年生保護者は数人ですが)
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
そこで、現部長が「だったら1年生の〇〇さんを推薦する。〇〇さんは人柄が良いから。よく知っているから」。もうその頃には1年生2年生保護者のほぼ全員から非難されている状況。「部長になったら、ほかのPTA委員長とも話さなきゃいけないし、印刷会社の人ともやり取りしないといけないんです」
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
「コミュニケーションが取れないと困る」「高川さんはコミュニケーションが取れる人とは思えない」「あなたに務まるとは思えない」そこで、満を持して、という感じで、1人の1年生保護者が現部長に目配せ。「もし他にいなかったら…私が部長をやってもいいですよ」
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
もう完全に潮目は決まっていたわけですが、とりあえず私が多数決を取りました。「2人目の立候補ですね、ありがとうございます!じゃあ高川がいい人?」1人(私だけ)。「◯◯さんがいい人?」他全員。「では◯◯さんに決まりました!よろしくお願いします!」副部長・会計も決定(◯◯さんの友人)。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
私が一番驚いたのはある1年生保護者の発言。「私は前年や前々年の人から、部長は毎年クジで決めると聞いていた。やりたくて受けるわけじゃないけどクジで決まってしょうがなく、みんなのためだから、学校や子どものためだからと引き受けるからじゃあ他の人も助けようと思う。そういうものなんです」。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
そう言ったときに、「そうそう、そうなのよ」「それが本来なの」と私以外のほぼ全員が頷きました。つまり、どんな理由だろうが、最初から立候補するような人はお呼びじゃなかったんです。クジか推薦か、選ばれて何度か固辞して、「みんなのために」引き受ける。そういう儀式が必要だったんだと。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
そういう人だからサポートしたくなる、ついていきたくなる、という考え。自分から「やります!」という人などは、信用できない、不作法で、コミュニケーションの取れない、和を乱す人、コミュニティにはふさわしくない人。そう考える人もいるんですね、しかもこんなにいっぱい。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
他にも完全に予想外だったのは、「PTAの仕事を減らしたい、楽にしたい」と思っている人が誰もいなかったこと。「今までは広報誌1号につき4回集まっていたけど、1年やってみて、毎回10分くらいで終わるので、たとえば3回でもいいのでは?」と言ってみたら、全員から否定されました。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
せめて3分の1くらいは「もうちょっと楽にしてもいいかも…」と考えているのでは、と思っていたけど、実際には私以外の全員が前年踏襲がいいと考えていることがわかりました。これは完全にただの予想外で、私が甘かったですね。本当に驚きました。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
もちろんのことながら、新部長に決まった方には、「1年間投げ出さずにやれるのか」「毎回出席できるのか」「前年通りの活動をする自信はあるか」なんて誰も一言も質問しませんでした。祝福とねぎらいだけ。
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
大変長くなったので、ツイートは一旦ここまでとします。「PTAを変えたいなら、内部に入って変えればいい」「役員になってから物を言えばいい」とよく言われますが、なれなかったよ?なれないPTAも実際にはあるんだよ?という感じです。とりあえず、一応やるだけやったので、もう退会してもいいですか?
— 高川朋子 (@darkmatter_tomo) 2020年1月22日
なるほど。こうして日本は変われないまま、無駄だらけで生産性低く、時代の波にもまったく乗れず衰退の一途を辿っているわけか…。「出る杭は打たれる」「同調圧力」「思考停止」「長いものに巻かれる」いろいろなことを思いつつ、とても勉強になりました。ほんと、お疲れ様です。
— midori yamanaka@冒険の旅の途中 (@midoriyamanaka) 2020年1月22日
外から失礼します。PTA執行部経験者です。前年度の部長副部長もですが、今年度の役員の方もありえないです。「仕方なくやるから可哀想だと思ってみんなサポート」?何言ってんの?って感じです。立候補してくださる方は本当に稀有ですし、内側からPTAを変えようとしてくださる方はもっと少ないです。
— つれづれぱんだ (@beaver445) 2020年1月22日
私が中に入って痛感したのは、「何かを変えようとすると邪魔してくるのは必ず『今まではこうやってきたのに』と言ってくる人」です。そのやり方がもう今の時代に合わないから変えないといけないんじゃないの?と闘いの日々でした。変えて欲しいと言う人ほど、変化を恐れるのだなと思いました。
— つれづれぱんだ (@beaver445) 2020年1月22日
そうなんですよ、自立した女性、許せないんですよ。ボスのもとに群れてる人たちは…
— 瑞季 (@mizukitty) 2020年1月22日
何でもくじ引きで決めたがるのは、児童心理学的には、小学校低学年。
その程度の方々と、お付き合いしないで済むと、ポジティブにお考え下さいませね!
— 野いばら姫 (@adg24295) 2020年1月22日
激しく共感!私は公立の小学校でしたが広報委員で後期の広報デザイン担当を任され前年、前期の反省を活かしデザインもし印刷もコストカットしたのに翌年は通常に戻す。挙げ句の果てにデザインも印刷も私が勝手にやったと言われました。時間を無駄に使いましたが子供のためと我慢しました
— コウノス (@kounosu1001) 2020年1月22日