最近の人類は『ナイラ証言』ってもう覚えてないの?15歳の少女が『イラクはクウェート侵攻でとんでもないことをやっている。病院の新生児集中治療室に押し入って呼吸器に繋がれた小児をその辺に放り出し(当然重賞の小児はそのまま死ぬ)集中治療の機材を盗んでいく』と証言したが
— 新猫舌 (@nek0jita) 2019年9月26日
実は証言をした少女ナイラは演技指導を受けたクウェート駐米大使の娘で、問題の病院では働いてなく、普段クウェートに住んでもいなかったというスキャンダル。少女にわざわざ喋らせるというのは少し前なら大体の人がナイラ証言事件を思い出して警戒したのではないかと思うけど…
— 新猫舌 (@nek0jita) 2019年9月26日
これ、騙りがバレる前に数年かかってるのだよな。アメリカはこの証言を信じた世論のために戦争に誘導され、湾岸戦争を戦い、300人ほどの多国籍軍兵士を失い、何万人かのイラク人を殺した。それでクウェートを解放してから、そのような事はなかった、あの少女は誰だったんだ?となり、バレたんだよ。
— 新猫舌 (@nek0jita) 2019年9月26日
言いたいのは、身振りや感情的な表現を含む演説の技術と、子供を主張のために使うという所業と、マスメディア。この3つが組み合わさった時、人間の集団は理性的な判断・議論という事が出来なくなる。ここに少なくとも一つそういう前例があり、人間にそういう性質があるということは覚えておくべきだ。
— 新猫舌 (@nek0jita) 2019年9月26日
現地にいたはずのクウェート人の女の子が何故か英語ペラペラなのに、それを誰も不思議に思わないという…有名な話ですよね。
— ツイ子(♂) (@trip240) 2019年9月26日
個人的に、ナイラ発言の驚きは2つあって…
①嘘の発言で戦争をした事
②後日、米国政府がそれを認めた事某国政府なら絶対に認めずにはぐらかすと思うので、後者の方も個人的には違う意味で別格の驚きだったりします。
政府がちゃんと議事録とか残している点が違うのかな…
— ツイ子(♂) (@trip240) 2019年9月26日
「12歳の被害者少女の証言は100%信用すべき」という大衆がいるからこそ、湾岸戦争を開戦させるためのプロパガンダとして15歳の少女に虚偽証言させる手法が有効だったんだろう pic.twitter.com/IfihAji8Uz
— ほうがくともどき (@student_lawjpn) 2019年3月29日