朝日新聞5/21朝刊の山田不二子先生インタビュー中の「性虐待が疑われる被害を打ち明けられた大人が守るべきこと」は読んどいてほしい。
「誰が何をしたか」だけ聞いたらすぐに児相に。証拠を集めようと聞きすぎることはかえって証拠能力を弱めてしまい子どものためにならないかもしれないのです。 pic.twitter.com/k2IiDsOdF2
— kamekura (@kamekurasan1) 2019年5月21日
■性虐待が疑われる被害を打ち明けられた大人が守るべきこと
1.誘導しない
子どもが自発的に話すことだけを丁寧に聞き、受けとめる。
2.根掘り葉掘り聞かない
誰が何をしたのか、だけを聞く。時期の特定は避ける。
3.子どもを信用する
子どもの話を疑わない。言葉だけでなく、疑うような表情やしぐさに.
も注意。
4.子どもにもう一度話させない
基本はすぐに児童相談所に相談。抱えきれない時に他の人に相談しても良いが、その時に、他の人から子どもに再度話を聞いてはいけない。
5.加害が疑われる人に伝えない
調査が進み、子どもの安全が確保されるまで、加害者には秘匿する。証拠隠滅や、より深刻な虐待を加えるなどして口止めするリスクがあるため。
(山田不二子医師への取材による)
興味があればRIFCR(リフカー)研修を。虐待を受けた子どもに最初に接触するかもしれない人のための研修コースです。僕も受けました。
と思ったら今年ぶんはもう受付終了してました…https://t.co/P7Dl1QYgQC— kamekura (@kamekurasan1) 2019年5月21日
あやふやな記憶からなんとか思い出した日時が加害者にとってアリバイのあるものであったり、家族が困ると気づいて後から内容を変えたり、質問者の発言に誘導されたと判断されると、証言全体の信頼性が失われかねません。
詳しく聞くために司法面接があります。最初は「誰が何をしたか」だけ。— kamekura (@kamekurasan1) 2019年5月21日