神楽岡公園のキツネの巣のその後。保健所に相談した結果がこれ。強制力をもたない自分ができることはここまで。結局、すぐ近くで子供が水遊びしており、身の毛もよだつ光景。大人は写真を撮りたいだけで、子供の危険を排除するという大人の責任を全く果たしていないのが悲しい(N)。 pic.twitter.com/0UAueaPnos
— 旭川医大寄生虫学講座 (@parasitology_as) 2019年5月6日
この問題のマズイ点は結果的にカメラマンに便宜を与え、公園内の占拠を許可したこと。大人が集まれば子供も集まる。8月の子狐の巣立ちの日までこのままかと思うとぞっとする。強制力のある行政が毅然とした態度がとれなければ、都市のキツネの管理に関して悪しき前例になるだけだと思う(N)。
— 旭川医大寄生虫学講座 (@parasitology_as) 2019年5月7日
キツネの駆除というと過敏に反応する方がいますが、こちらは公衆衛生上明らかに問題になるものだけを駆除すればよいと主張しています。今回の神楽岡公園の事例は旭川市に駆除のルールが全く無いことを露呈しました。きちんとルールを作ることができれば、キツネの保全にも繋がります(N)。
— 旭川医大寄生虫学講座 (@parasitology_as) 2019年5月12日
「実質治療法が無く、10年くらいして忘れたころに発症して死ぬ」って看板に書き足す必要があると思います。
— さきあ (@sakia4830) 2019年5月6日
そうなんです、大人が先頭に立ってキツネに接近している始末です。見知らぬ大人に「ここで遊んじゃだめだよ」って言われても、子供たちには効果がないと思いますし…こうなったら、親御さんが子供たちを守るしかないです。
— 旭川医大寄生虫学講座 (@parasitology_as) 2019年5月6日
三脚やカバン、靴に虫卵を含む土が着く可能性、十分にありますが、写真を撮っている人は「自分は関係ない」と思ってそう。
エキノコックスの治療法
患部の摘出。除去できない場合、死亡率は5年で70%、10年で94%に達する。— Sputnik dog (@sputnikdog2) 2019年5月14日
野生のキツネに駆虫薬をあげてもすぐにエキノコックスに再感染するので、子供が集まる公共の場に営巣したキツネは公衆衛生の観点から駆除するしかありません。むしろ動物写真家の方々から今回の非常識な人達を批判していただけませんか。公園を占拠する行為は法律にも抵触すると思います(N)。
— 旭川医大寄生虫学講座 (@parasitology_as) 2019年5月10日
地味にツイート伸びてるので、エキノコックスって北海道民以外から見れば、誰だよって感じで、寄生虫なんて、アニサキスぐらいしか知らんだろうし、胃に刺さって胃痛引き起こすぐらいしか知らないんじゃあ。自然界は菌以外にも、目に見えにくい寄生虫もいるぐらいは勉強して欲しいですね(マニアック
— 華麟 (@darkarin) 2019年5月14日