たとえ傷ついても、自分を育む恋にする

自分を育む恋には、ステップがあります。

恋愛初心者の頃には、男性との関係もどうしていいのかわからず、ぎくしゃくしがち。思ったことを相手に言えなかったり、過度の期待をしてしまったり、コミュニケーションのミスが起こったり、うまくいかないことも多いかもしれません。

でも、コミュニケーションをとることを怖れずに、傷つくことを怖れずに、お別れすることを怖れずに、どきどきしつつも気持ちを伝える練習をしてください。

未熟だから、うまくいかなくて当たり前なんです。もしかしたら、つらいことも悲しいこともあるかもしれません。お別れすることで傷つくこともあると思います。しかし、気持ちを伝える努力をし続けることです。

ここで、大切な恋のひとつの終わりを考えてみます。

せっかくの出会いだけど、お別れすることがあったとしましょう。ここで、しっかり泣くこと。3か月くらい泣き暮らしてもいい。全力で彼を思ってください。
「落ち込んでいては、ダメ!しっかりしなきゃ!」
などと、自分で自分の苦しい気持ちをふさいではいけません。

しっかり泣いてください。悲しみを感じきってあげてください。泣いて泣いて、思いきり吐き出してください。

本気で悲しみを出しきると、ゆるやかに感情が落ち着いてきます。こうやって乗り越えることができればOK!次の恋にいきましょう。

ただし、終わった恋の振り返りをしっかりしましょう。反省はしなくていいのですが、振り返りは必要です。

どんなコミュニケーションが難しかったか?

今度はどうすればいいと思うか?

考えているだけでうまくまとまらなければ、ノートやメモに書き出したり、スマートフォンのなにかのアプリに下書きをしておいたりするのもいいかもしれません。
「会いたいときにうまく気持ちを伝えられなかった」
「いきなり電話をかけて『寂しい』と言うのではなく、会いたいと伝える」
など、具体的な対策を考えましょう。そして、戦略的に恋をしてください。

傷ついてしまった経験を、一生の恋の糧にするか、役に立たない暇つぶしにしてしまうのか。

転んでもただでは起きない!自分の恋愛辞書をつくる気持ちで臨んでください。

ひとつの恋に破れても、出会いは9億もある!

世界には約73億人の人がいます(2016年調べ)。その約半分が男性です。つまり、約36億人の男性がいます。その中から、老人と子どもを抜いた数を考え、4分の1が恋愛対象になりうるとしたら9億人います。

たった数人の恋愛対象で「男性」を語るのはナンセンスです!

自分自身の恋愛パターンを知るため、男性との心地よいコミュニケーションを学ぶ機会など、視点を変えて、どんどん恋を知りにいってください。

「一緒に人生を楽しむパートナーを見つける旅」をするのです。

恋愛の現場は、男女間のコミュニケーションを学ぶ教習所です。結婚生活や共同生活を送っていくための知恵と経験を身につける期間だと思ってください。

自分自身の気持ちを毎回伝え、自分の感情・感覚にフォーカスすることを忘れないでください。

相手の話を聞くことも大切です。お互いの言い分を調整するスキルも身につきます。

相手との本音のコミュニケーションに常にチャレンジすること、自己主張をすること、しっかりケンカをすることです。

自分が間違っていたとわかった場合は、しっかりと謝ることも大切です。

さらに、セックスでの要望をしっかり伝える、イヤなことにはNOを言うなど、あなたの魅力を磨くためのレッスンはたくさんあります。