突然ですが、竹野内豊さん、カッコイイですよね。
顔もスタイルもよくて、ときにワイルド、笑顔はかわいらしい。
年齢は僕と変わらないはずですが、あれはずるい。
それはモテます。
そんな竹野内豊さんですが、独身だそうです。
そのうえで、あらためてこのネガティブワードを見てください。
「ブサイクだから、結婚できない」
ブサイク←結婚できない。
この方程式が、成立しないことがわかるはずです。
ここだけの話、ブサイクを自称している人でも結婚している人は、たくさんいます。
そして、竹野内さんのように、イヶメンなのに結婚していない人もたくさんいるのです。
僕らは放っておくと、「できない理由」ばかり探してしまいます。
お金がないから、おしゃれができない。
時間がないから、勉強できない。
いい歳だから、趣味なんて始められない。
でも「できない」って決めたのは、誰でしょうか。
ほかならぬ自分自身ではないですか。
雪山で遭難して最初に力尽きてしまうのは「もうだめだ」とつぶやいた人だそうです。
思考や言葉は、人の運命を決めるもの。
ダメじゃなくて、「いける」と思う。
思えなくても、言葉にしてみる。
どうしても「できない理由」を探してしまう人は、「できる理由探し」をクセにしてしまえばいいのです。
書道教室の生徒さんで、
「私はイギリスに憧れの街があって、そこを旅するのが夢なんです。いつか行ってみたい」
という女性がいました。
僕はすかさずいいました。
「いいですね!行きましょうよ!」
すると続々と出てきます。
できない理由。
「英語がしゃべれない」「貯金がない」「行けるまでの自分に成長していない」「そもそ
も、仕事が休めない」などなど。
でもちょうど、その場にイギリスに縁のある生徒さんがたくさん出席していました。
「イギリスに日本語ができる友人がいるので、紹介しますよ」
「旅行会社の友だちがいるから、安い航空券を探せますよ」
できない理由を、次々とできる理由に変えていったわけです。
当初、できない理由ばかりが目についていた彼女は、なんと2週間後に、憧れだった街へと旅立っていました。
その人自身は何も変わっていません。
変わったのは、とらえ方だけ。
「できる」という理由に目を向けただけで、数十年後だと思っていた夢があっという間に現実となったのです。
あなたがコンビニに行こうとするとき、どうやったら行けるか?なんて考えませんよね。
「もしかしたら強盗があるかもしれない」
「そもそも、僕はコンビニに入るべき人間じゃないかもしれない」
なんて考えていたら、本当に行けなくなりそうです。
まず「できない理由」探しをやめる。
そのためのひとつの方法は、
「できない理由」ではなく、「できる理由」を助言してくれる人の周りにいることです。
「できない理由」探しをやめるために気をつけておきたいことがあります。
それは「考え過ぎない」こと。
結婚したカップルに、その理由を尋ねると、「勢いで!」という答えが多く返ってきます。
これは正解で、人は頭で考え始めると、リスクにばかり目がいきます。
「結婚できないかも」という思考が、ブレーキになって、ますます「できない理由」を集め始めるのです。
パンジージャンプは、「いえ-い」とノリに任せるから、できるものです。
金具は信頼できるか、材質はなんなのか、どこの業者がつくっているのか。
考え始めると、リスクが多すぎて、めまいがしてきます。
「見るまえに跳べ!」
そんな言葉がありますが、考え過ぎは決断の邪魔をします。
人生で本当に大切なことは、熟慮ではなくパンジージャンプのノリなのかもしれません。