「うっせぇ、くそババァ!」とか「パパ臭いから洗濯機使わないで」など、反抗期真っ只中でご両親に攻撃的な言動ばかりの若人は気をつけて。親御さんのなかには実の子でも愛想をつかす人はいる。親の愛情は実は無条件無制限じゃないわけで……と、宴席で知り合った女性に涙ながらに語られた(´・ω・`)
— オセロ軍曹。 (@ozero9) May 5, 2023
その女性は思春期にお父上を意味もなく軽蔑し、事あるごとに辛辣なセリフを叩きつけたそう。で、なぜかご母堂さまもそれに同調し、いたたまれなくなったお父上は離婚、そのまま音信不通に。離婚時は「せいせいした」と感じたそうだが、二年目あたりで猛烈な罪悪感を感じ始めたらしい。
— オセロ軍曹。 (@ozero9) May 5, 2023
「なにも悪いことしてないのに、どうして責めてしまったんだろう? なぜあんなヒドイことを言ってしまったんだろう?」と。でも時すでに遅し。高校も成人式にも父の姿はなく、それが無性に悲しく、どうしようもないやりきれなさを感じたそう。
— オセロ軍曹。 (@ozero9) May 5, 2023
社会人になってから母に内緒で興信所を雇い父上の足取りを追ったら、遠方の一都市で子連れの奥さんと再婚してたそうだ。〈とにかく謝りたい…また子供の頃のようにお話をしたい…〉と父上に調べてもらった連絡手段でコンタクトをとってみたら――
— オセロ軍曹。 (@ozero9) May 5, 2023
「ご連絡ありがとう。ですが貴方とお話すべきことはありません」と恐ろしくそっけない返事が来たそうだ。壮絶なショックに震えつつそれでも再度連絡をしたら「今は貴方よりも大事な家族――私を気遣ってくれる妻と息子がいます。貴方も幸せな人生を歩んでください」との返答が戻ってきたそう。
— オセロ軍曹。 (@ozero9) May 5, 2023
泣き上戸な部分があるのかもだけど、その女性はぼろぼろ涙をこぼしながら自身の過去を語ってた。後悔と罪悪感に打ちのめされて、しばらくカウンセラーにもかかってたみたい。今は落ち着いたけど、幸せな家族のCMとかを見かけると崩れ落ちそうになるらしい。
— オセロ軍曹。 (@ozero9) May 5, 2023
「自分の愚かさゆえに、人生の半分くらいをごっそり失ったことに、あとになって気付いたんですよね。でもその時にはすべてが遅すぎたんです」って、涙酒をしこたま飲りながら呻いてた。その様は痛々しすぎて正視するのがつらいくらいだった。この後悔は一生ついてまわるんだろうね……
— オセロ軍曹。 (@ozero9) May 5, 2023
だから、若さに振り回されて家族を攻撃する真似はやめといたほうがいい。家族を失うというのは、自分が傷つくよりも遥かにきついといずれ気付くと思う。でもその時にはもう遅い。やり直しは効かないものだしね。
— オセロ軍曹。 (@ozero9) May 5, 2023
母の日・父の日くらいはがっつり親孝行してあげるのもいいかもね……(´;ω;`)
— オセロ軍曹。 (@ozero9) May 5, 2023
そういや、その女性いわく「なにより、実の娘である自分よりも、血の繋がらない〈連れ子〉を父が選んだことに、気を失いそうになるくらいのショックを受けた」とのことで、「あらためて自身のしでかした間違いの大きさを実感した」そう。
— オセロ軍曹。 (@ozero9) May 5, 2023
親は親という生き物ではなく、単なる人間に過ぎない。
子も子という生き物ではなく、単なる人間に過ぎない。— 板橋 栄助 (@e_itabashi) May 5, 2023
血の繋がりがあるかどうかだけの違いで、いじめ加害者と同じ構図だと思います。いくら後で「悔やんでも悔やみきれない」と反省したところで、被害者が苦しい思いをしている当時にその行為を止める機会は何度も何度も何度も何度もあったはずなんです。それをしてない時点で何を言っても空虚なんですよ
— ゆーいち(全6種) (@youtie1) May 6, 2023
名探偵コナンでも「言葉は凶器なんだ」という台詞を思い出しましたが正にその通りですよね。ケンカしたら、そのやり取りが今生の別れになってしまったというのもありますし。
— ORIN (@orin_9108F) May 5, 2023