日焼け止めを選ぶ際に何を基準に選んだら良いかわからない方のために、これまで私がTwitterで語ってきた知見すべて詰め込んでシェアしておきますね。(50項目あります)
光老化を予防することはあらゆるスキンケアの中で最も重要なケアですのでご査収ください。
↓— みついだいすけ (@gni_dream) July 21, 2021
①まず日焼け止めには紫外線吸収剤(メトキシケイヒ酸エチルヘキシルなど)と散乱剤(酸化チタン,酸化亜鉛)を配合した2タイプあります。それぞれのメリット、デメリットがあります。(後半にいくほど情報がマニアック)
これらを踏まえた上で続きを読んでみてください。
↓— みついだいすけ (@gni_dream) July 21, 2021
②使用感重視なら吸収剤タイプ
③白浮きしたくないなら吸収剤タイプ
④敏感肌の方は吸収剤フリーが肌に合う傾向
⑤散乱剤の方が合わない人も意外といる
⑥吸収剤の臭いが苦手なら散乱剤
⑦吸収剤は日光に当たると分解するため塗り直し頻度が重要
⑧散乱剤は日光に当たっても効果が落ちない
↓— みついだいすけ (@gni_dream) July 21, 2021
⑨汗や擦れで落ちやすいのは吸収剤
⑩汗や擦れで落ちにくいのが散乱剤
⑪逆に吸収剤はクレンジングしやすい
⑫散乱剤は肌に残りやすく落としにくい
⑬酸化亜鉛は皮脂吸着もしてくれる
⑭一方で酸化亜鉛で毛穴がつまる方もいる
⑮日焼け止めが肌に合わないのではなく落としきれてないケースがある
↓— みついだいすけ (@gni_dream) July 21, 2021
⑯落ちにくい日焼け止めは油性のクレンジングで落とすこと
⑰クレンジングに抵抗がある方はベビーオイルを馴染ませてから洗顔料やボディーソープで落とすのがおすすめ
⑱塗り直しの回数を減らしたければ光分解しない散乱剤&汗で落ちにくいオイルベースタイプ推奨(W/O処方)
↓— みついだいすけ (@gni_dream) July 21, 2021
⑲赤くなりやすい人はSPF重視
⑳黒くなりやすい人はPA重視
?シワやたるみ対策にはPA重視
?肌が焼けにくい人でも真皮へのダメージは蓄積している
?飲む日焼け止めの効果は赤く炎症するのをごくごくわずかに軽減するのみ。それ以外の悪影響(しわ、たるみなど)は全く防げない
↓— みついだいすけ (@gni_dream) July 21, 2021
?曇りの日の方が紫外線が強いというはデマ
?とにかく直射日光を防ぐことが大事。日傘推奨。
?絶対に焼けたくない時は散乱剤&オイルベースタイプ推奨
?海やプールでは水に弱いジェルタイプや乳液タイプ(O/W)を付けてもすぐ落ちるからほぼ意味ない
↓— みついだいすけ (@gni_dream) July 21, 2021
?海やプールではシャカシャカ振って使うオイルベースタイプ推奨
?学生のうちに浴びる紫外線量は尋常じゃない。若いうちから紫外線対策を
?SPF付きのパウダー製品は塗布量の観点から日焼け止め製品より効果が大幅に劣る
?日焼け止め効果は塗布量に比例して高くなる
↓— みついだいすけ (@gni_dream) July 21, 2021
?日焼け止めの後お粉で抑えるのは日焼け止めのモチを上げてくれる
?どんな高価なスキンケアより日焼け止めで光老化の対策をすべし
?乳液と日焼け止めを直接手のひらで混ぜてしまうと効果が落ちる可能性あり
?日焼けしないためにSPF、PAの数値も大事だが汗や擦れなどで落ちないことはもっと大事
↓— みついだいすけ (@gni_dream) July 21, 2021
?SPF、PAの値はあくまでも参考値。焼けたと感じたら日焼け止めを変えるべし
?白内障原因になるので長時間外に出る場合はサングラス推奨
?低粘度タイプは薄付きになりやすい
?高粘度タイプは厚く塗れるがムラづきしやすい
?日光が垂直に当たる鼻、頬、額は焼けやすいので他の部位より多めに塗る
↓— みついだいすけ (@gni_dream) July 21, 2021
?超敏感肌の方は吸収剤フリー&散乱剤がシリカでコーティングされている製品を使うと良い
?日焼け止めは塗った直後から効果が出る。30分待つ必要はない。
?日焼けは肌のバリア機能を低下させてしまうため普段使っているスキンケアが合わなくなることも
↓— みついだいすけ (@gni_dream) July 21, 2021
?焼けた肌にはグリチルリチン酸K2などの抗炎症成分がおすすめ。
?塗った時にポロポロカスが出るのはスキンケアとの相性が悪い証拠。擦らないように塗れば防げる可能性も
?日焼け止めを塗った後のティッシュオフは成分が吸われてしまい効果が激減する
↓— みついだいすけ (@gni_dream) July 21, 2021
?ブルーライトも過酸化脂質発生により肌への悪影響を起こす
?近赤外線は真皮・皮下組織まで届くため、肌の弾力、ハリを奪い、シワやたるみの原因になる
?ブルーライト&近赤外は実はファンデーションである程度防げる
?PCやテレビから出るブルーライトは微弱だから心配いらない— みついだいすけ (@gni_dream) July 21, 2021
多少はムラになったりパフを使っている場合はパフ側に移っている可能性はあります。乾ききっていない時に顕著になるのでしっかり乾かしてからファンデーションを塗るようにしてみてください??
— みついだいすけ (@gni_dream) July 22, 2021
お肌に異常が表れなければ問題ないと思いますよ。SPF値が高いほど紫外線吸収剤が刺激に感じたり散乱剤が毛穴に詰まる可能性は高くはなってきます??
— みついだいすけ (@gni_dream) July 22, 2021
体全体に影響することはほぼないと思うので(あっても無視できるほど軽微なので)普段の生活では気になる部分だけ塗っていただいて良いと思います??
— みついだいすけ (@gni_dream) July 22, 2021
黄ばむのは紫外線吸収剤の影響である可能性が高いので散乱剤タイプでしたら大丈夫だと思います??
— みついだいすけ (@gni_dream) July 22, 2021
ウォーターベースと言えどプールという過酷な状況下では落ちてしまうと思います。やはりオイルベースの日焼け止めをおすすめします??
— みついだいすけ (@gni_dream) July 22, 2021
皆様からご要望いただくのですが立場上個別製品に言及できないんです??申し訳ございません???♀?
僕自身はSPF50+、PA++++紫外線散乱剤W/Oタイプの日焼け止めを使用しています??
— みついだいすけ (@gni_dream) July 22, 2021
<日焼け止めが落としきれていない時のサイン>
①肌がつっぱる
②いつもよりやけに水を弾く
③皮膜感を感じる
④肌がカッサカサ
⑤油膜感を感じる
⑥シンプルに白い落としきれない日焼け止めは肌トラブルの原因になります。油性のクレンジングやオイル洗顔でしっかりおとしましょう!
— みついだいすけ (@gni_dream) June 16, 2021
水に落ちやすいウォーターベースの日焼け止めなのか、水に強いオイルベースの日焼け止めなのか自分で見分けれるようになりたいですよね?
今回は成分でどちらの処方系なのか見分けるコツを書いていきます。100%当たるわけではないですが90%くらいは当たると思います。
それでは以下に↓— みついだいすけ (@gni_dream) July 10, 2021
<ウォーターベース処方によく配合される成分>
・(アクリレーツ/アクリル酸アルキル(C10-30))?クロスポリマー
・アクリロイルジメチルタウリンという文字がどこかに入っている成分(←これめちゃめちゃ多い)
・カルボマー— みついだいすけ (@gni_dream) July 10, 2021
<オイルベース処方によく配合される成分>
・PEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン
・PEG-10ジメチコン
・ラウリルPEG-10トリス(トリメチルシロキシ)シリルエチルジメチコン
・ラウリルPEG-9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン
↓— みついだいすけ (@gni_dream) July 10, 2021
・ポリグリセリル-3ポリジメチルシロキシエチルジメチコン
・ジステアルジモニウムヘクトライト
こんな感じです。現物があればもっと簡単に見分けれます。水を数滴垂らして日焼け止めが馴染めばウォーターベース、馴染まないのがオイルベースです。成分での見分け方の答え合わせに使ってください??
— みついだいすけ (@gni_dream) July 10, 2021
ちなみにどれも入ってないよってパターンも結構あります。その時は直接質問いただければ判定いたします!(製品名と全成分表示の画像を必ず添付してください)
— みついだいすけ (@gni_dream) July 10, 2021