26年前のこの日にオウム真理教が引き起こした地下鉄サリン事件。霞が関駅では、サリンの袋を片付けて、2人の助役さんが殉職されました。駅構内の碑文。どうかご一読を。 pic.twitter.com/tzBmaRzzp7
— Shoko Egawa (@amneris84) March 20, 2021
今日は地下鉄サリン事件が起こった日か・・・当時はとてつもない大混乱でな。なんせ、「通勤ラッシュの首都で、毒ガステロ」、その犯人が「カルト宗教団体」なわけだ。最初オウムに捜査の手が入ったのを知って、「んなアホな」とさえ思ったよ。
— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 20, 2021
今でこそサリンと言えば毒ガスの代名詞となったが、知らん人のほうが普通で、当時の救急隊のデータにもなかったので、一体これが事故なのか事件なのかすらわからなかった。
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当時の警察も、テロ対策に無頓着だったわけではないが、想定していたのが過激派学生の時代の経験を元にした「爆弾テロ」だったので、まさか「毒ガスとは」ってわけでな。
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現在、車内アナウンスで「不審物を見つけてもさわるな近づくな動かすな」的に言われるのは、車内でサリンが発生し、苦しんだ乗客が、とっさに発生源のポリ袋をホームに蹴り飛ばし、被害がさらに広まったからってのもあんのよ。
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そしてこの事件の中で、真に我々が教訓とスべきことの一つに、そしてある意味失われつつあるものとして、RTしたサリンの解毒剤ともなる薬品の開発を、赤字覚悟で、社会的責任を果たすため作り続けた住友製薬と、積極的な患者受け入れを行った聖路加病院の院長だろうと。
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聖路加病院の院長、サリン事件時、83歳。戦時中は軍医だったのだが、大空襲の際、大量の怪我人を、収容できず、ろくな手当もされない中死にゆく人たちを見て、「いざと言うときのために!」と、周りに散々言われながらも、緊急対応可能な設備の病院にしていたんよ。
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聖路加病院が受け入れた患者数は、全被害者のいち割近い、600人以上。その陣頭指揮をとったのも、院長。重ねていうが、83歳のおじいちゃん。明治の末の生まれ。凄まじいとしか言いようがない。
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住友製薬にしろ、この院長さんにしろ、「命にまつわる備えを、無駄と切り捨てない」からこそ、あの未曾有のテロ事件の被害の拡大を食い止めたわけですよ。
狂気の人災に抗ったのは、誇り高き人間の叡智だったわけです。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 20, 2021
昨今、「コストカット」「無駄を廃する」信者としか言いようのない人が注目を浴びるご時世ですが、今もし、同じような「予想もしていなかった未曾有の事件」が起こったとき、どうなるのでしょうか・・・ってか、現在のコロナ災禍と重なる話です。
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ちなみに、この聖路加病院院長の日野原氏、修羅場くぐり歴が半端なく、あの「よど号ハイジャック」事件の際の人質の一人です。
まだ「ハイジャック」という言葉すら、日本人がろくに知らなかった時代にハイジャックされた人です。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 20, 2021
なんせ犯行グループが「この飛行機は我々がハイジャックした!」と言っても、乗客ポカンとしてたんで、英語もできた日野原氏、「えっと、ハイジャックというのはですね・・・」と皆に説明したという、すげぇな。
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んで、二十五年前に83歳ですからね、もうお亡くなりになっているんですが、没年、2017年、けっこう最近までご存命だった!! 享年105歳。
「延命治療は拒否した」というので、ただ純粋にナチュラルに長生きだったそうです。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 20, 2021
エピソードがものすごい人で、
「90歳で作家デビューして100万部ヒットした」
「96歳まで週イチで徹夜して仕事してた」
「アメリカ留学時代にアホほど食ってたので、晩年までたまに無性に欲しくなり、ハンバーガーやフライドチキンを食べていた」— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 20, 2021
この方が医師の道を志したのは、幼少期にお母さんの診察をしてくれたお医者さんを見たのがきっかけだそうです。
その時の出会いが、何十年も先になって、未曾有のテロを食い止める中心人物の一人となるとは、誰が思ったという話です。
人に歴史ありですな。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 20, 2021
ですが同時に、不安にもなる話です。
二十五年前のあの日には、日野原氏のような、「ちょっとわけわかんない」くらいすごい人がいました。
しかし、氏はもうこの世にいません。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 20, 2021
先程も申し上げましたが、地下鉄サリン事件が起こるまで、「日本の首都で、カルト教団が毒ガステロを起こす」なんて、フィクションのネタとしても弱いような話でした。でもそれは起こりました。
— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 20, 2021
今後また起こるかもしれないわけです。
今の我々が、予想もできなかった、想像もできなかった災厄が。その時に、「必要最低限」すら持たなくなったこの国は、耐えきれるのだろうかと思ってしまいます。
この二十年で、この国はあまりに、命を「値切り」すぎた。— SOW@新作出すよ (@sow_LIBRA11) March 20, 2021
うちの親父、会社の都合で移動が遅れてなかったらその時間帯に電車に乗ってサリンで死んでたかもしれなかったんだって
— 鳶 (@tonbi_6161kage) March 21, 2021
110番第一報から5分以内でテロ(G事案)を疑ってる警視庁すごいhttps://t.co/TsN1sU4YSK
— QKしようぜ (@QKkudasai) March 21, 2021
私の母はその日朝早くから友達と遊ぶ予定で、地下鉄に乗って行こうとしたのですが、友達がなんとなく地上から行きたいと言い出してバスに乗ったら、地下鉄サリン事件を回避できたと話していました
もしあの時地下鉄に乗っていたら私は今生まれてなかったかもしれません…怖っ— ちまめた@????担当 (@MaMeMaMe_twst) March 21, 2021
住友製薬の下り、作れば作るほど赤字の薬を作り続けたのは自社グループで農薬を作る以上、事故があった時に備えるのは当然の責務と語ったり、薬の在庫が無いので車両停車駅毎にそこの支社の在庫を集める形で新幹線による輸送をしたり。有名な話だけど企業の社会的責務を完璧に果たした話、広めたい。
— sollalice(本垢) (@sollalice) March 21, 2021
オウムの主力の人々って自分と同世代なんですが、
おそらく仮面ライダーとかを子供の時に見て育っていると思うのですけど
なんでヒーローじゃなくショッカーの行動を実践してしまったのか— shinin'S (@s_shinin) March 20, 2021