As stars burn hotter and hotter, they go from looking red to orange to yellow to white to blue…
But why are there no green stars??? [1/4] pic.twitter.com/4pRFmv7ojF
— Ben Bartlett (@bencbartlett) November 10, 2020
(蛇足??)動画ではピーク強度を固定してるけど、本来はシュテファンボルツマン則にしたがって単位表面積あたりの放射エネルギーが温度の4乗に比例するから、サイズが同じ星なら低温の赤っぽい星ほどピーク強度が小さい、すなわち暗くなることには注意。
— らいくん⊿Liken (@iamraikun) November 11, 2020
?? 追加解説
実は星に限らず、物体は必ず光を発しています(黒体放射)。光の波長ごとの強さをグラフとして表した「スペクトル」は、黒体放射では「へ」の字型になります。
一番光が強くなる波長は温度が高いほど短い、つまり高温の星ほどスペクトルの「へ」の折れ曲がり部分が左へ移動するのです。 https://t.co/32PF0FU2vf
— らいくん⊿Liken (@iamraikun) November 11, 2020
ちなみに、人間も体温に対応する光を放射しています。光と言っても、人間の目には見えない「赤外線」です。
それを利用して温度を測るのが、いま頻繁に利用されているサーモグラフィーや非接触体温計です。
夜空の星々も、コロナ禍の体調管理も、同じ物理に支えられていると考えると面白いですね。
— らいくん⊿Liken (@iamraikun) November 11, 2020
補足修正ありがとうございます。
地表でのいわゆる昼光色(直接太陽光+大気でレイリー散乱された光)が、人間にとっての自然な「白」ということですね。緑がわずかに強いくらいが、むしろ白に近いと。
進化の過程で網膜錐体が太陽光にチューニングした結果なのかなと考えると、これも面白いです。
— らいくん⊿Liken (@iamraikun) November 12, 2020
?? 惑星ではなく、可視光を発している「恒星」の話です!
惑星は恒星ほど熱くないので、恒星が出す光を反射することで見えています。惑星の大気や表面が緑以外の光を多く吸収するような場合、緑色に見えます。
なので、ドラゴンボールのナメック星もありえます ???
(地球も森林は緑色に見えます) https://t.co/7PYVJhLSqb pic.twitter.com/AIQifnBUB4— らいくん⊿Liken (@iamraikun) November 12, 2020