「男子厨房に入らず」という古い考えが支配する時代に「男子こそ厨房に入れ」と説いたのが、かの伊達政宗。そんな先進的な伊達政宗は数々の名言を残したが、中でも現代で1番通ずると思う言葉は「まともでない人間の相手をまともにすることはない」真面目過ぎて損する人は手帳にでもメモしとくといい。
— 大島薫 (@OshimaKaoru) November 2, 2020
しかもこれ、自分の上司にあたる豊臣秀吉に言った言葉なんですよ。朝鮮出兵を強行する命令に、金などをあしらった豪華で非常識な鎧格好で現れたんですが、秀吉はこれを気に入ってる様子を見て「ほら、見ろ。真意もわからん奴にまともな対応をする必要はないんだ」という意味で言ったとされてます。
— 大島薫 (@OshimaKaoru) November 2, 2020
ちなみに伊達政宗は料理に関する名言も素晴らしく、自ら作る以外にも「朝夕の食事はうまからずとも褒めて食うべし」と説き、その意は「作ってもらった立場で文句言うな」であり、現代でも妻に「母親の味噌汁のほうが美味い」だのなんだの言うモラハラ男性は伊達政宗から多いに学ぶべきところがある。
— 大島薫 (@OshimaKaoru) November 2, 2020
いまよく言われる、いわゆるスルースキルやアンガーマネジメントをこの当時から説いていたと考えると面白いですね。
— 大島薫 (@OshimaKaoru) November 2, 2020
なにかと変わり者扱いされることの多い伊達政宗ですが、時代を先取りし過ぎたんでしょうね。その他にもお茶目なエピソードの多い方なので、とても好きな武将です。立場では上の徳川家光が、おじいちゃんくらいの年齢の伊達政宗にガチ恋してしまうのもわかる…。
— 大島薫 (@OshimaKaoru) November 2, 2020