アパレル界隈から、退職のメールが次々に届く。過去、アパレル勤務の転職先といえばアパレルだった。プレスから別のブランドのプレスへ。でも、今回はみんな他業種へ移ってる。15年選手もザラ。みんなファッションを愛してやまなかった人たち。日本のファッションは終わりに近づいている。
— 伊藤先輩 (@ito_senpai1) July 17, 2020
崩壊の第一段階はファストファッションの蔓延。このあたりから、アパレルのトップが服好きではなく、金好きへとどんどん取って代わられた。M&Aで面白いブランドは買われて、売上主義によってつまらないブランドへ成り下がっていった。デザイナーは予算の制約に悩み、本領が発揮できなくなっていった。
— 伊藤先輩 (@ito_senpai1) July 17, 2020
銀座にユニクロができて、街のブランド価値も落ちていくのがわかった。そしてZOZOが登場する。当初きちんと触って、着て買って欲しいと、名のあるブランドたちは抗った。しかし、あっという間に飲み込まれた。ZOZOはWEARというアプリを立ち上げ、みんな素人のコーディネートを参考にするようになった。
— 伊藤先輩 (@ito_senpai1) July 17, 2020
ノームコアなんてものが流行し、ファッションに何の興味もなさそうなIT社長達が、コーディネートを考えなくていいと毎日同じ格好をすることが効率的でカッコいいと言い出した。そして、メルカリが登場する。以前はセールの時期があったけど、気づいたらいつもどこかしらでセール品が売られるように。
— 伊藤先輩 (@ito_senpai1) July 17, 2020
今や、メルカリで1番取引されるブランドがユニクロだ。そして、今回のコロナ。着飾って行く場所ももうない。若者たちが服を買う意欲もそれにかける金もない。リモートが進めば進むほど、みんな服を買わなくなる。ファッションは可処分所得の低下の影響をもろに受ける。
— 伊藤先輩 (@ito_senpai1) July 17, 2020
観光客がいなくなり、おしゃれに金をかけていたのは中国人と韓国人たちだと目に見えてわかった。中国人はダサいなんてとうに昔の話。タイやマレーシアは今ファッションが盛り上がっていて、面白いブランドが続々と出ている。韓国はコスメ。日本からは何も生まれていない。
— 伊藤先輩 (@ito_senpai1) July 17, 2020
だけどさ、みんな今も服買いすぎだと私は思うよ。お洒落は確かに楽しいよ。今までも今も消費ばかり。買っても心の満足はいつまで続くの?本当に洋服やお洒落を愛してる?
— リリー (@mariamomo88) July 18, 2020
「今は経済的に無理」
これがすべてです。
— 伊藤先輩 (@ito_senpai1) July 18, 2020
ユニクロ台頭はクリーニング業界ももろ打撃。
クリーニングして来年も大切に着ようから、洗って干して飽きたら捨てる。
クリーニングに出すような良いものを着れなくなった。— さざれ石の会 (@sazareishinokai) July 18, 2020
嗜好品こそ文化的生活の象徴だと思います。
生活における文化的な要素を失うと、単なる生産機械、消費機械という単なる経済の部品になってしまいます。— 波頭亮 (@ryohatoh) July 18, 2020
残念ながらこれはマクロ経済の話です。質の良いものを低価格で提供するということは、その背景に低賃金で働いている人がいるということ。そして、その人達も消費者です。消費がどんどん弱まっていく限り、供給も削られていきます。
— 伊藤先輩 (@ito_senpai1) July 18, 2020
京友禅きものや帯のデザイナーをしているものです。
高級呉服も近年は顧客の減少、オンライン販売による価格破壊など課題が増えてきたところに今回のコロナで業界は終わりに近づいています。
デザインに関しても、柄や色数の少ないシンプルなものが流行りだすと手加工の仕事はすぐに出来上がるため…— マーシ (@masashi10231) July 19, 2020
高級店ではありませんが、コロナ禍で好きな着物屋さんが何軒も無くなり、着物は廃れていく一方だと心配です…
高級な物は余計にそうですよね。友達の結婚式に着物で行きたいけれど、着物着ていく人がいなそうだったり、偶然夏開催が多くて断念しています。振袖は成人式のみ、色無地…着た事ありません
— 茜空 ワタハモ皆もコロナにかからない! (@akanesasu12) July 19, 2020
私の知り合いで、ポール・ス○スの販売員が首切りになるそうです
全ての派遣販売員は首らしいです
社員よりずっと働いてるのに,,,— にぃ (@nii33) July 18, 2020
元アパレル従事者です。
デザイナーを目指した事もありますが、才能が無く諦めて販売員をしていました。
貧困は根本的且つ大きな要因で、また、提供する側もファッション業界を商売としてのみ捉えて、それがZOZOでありメルカリであり…そして今の状況だと感じています。— ラブテー@現政権から日本を、取り戻す。 (@LeTheTresor) July 18, 2020
いわゆるハイブランドも、ブランド一点主義コーデなどの流れを経て今は一部の人のみがリピーターとなり、庶民はお財布だけ、もしくはバッグを一つ、そんなイメージですが、格差が進んでそうなったという感覚を持っています。
— ラブテー@現政権から日本を、取り戻す。 (@LeTheTresor) July 18, 2020
私自身、ファッションは自己表現であり、ファッションに救われた人間なので今の状況を茫然と見ています。
元々百貨店ブランドで働いており、一時ハイブランドでお仕事させて頂く機会があったのですが、ハイブランドでは店員の接客から店の雰囲気まで商品に付加価値を与え、— ラブテー@現政権から日本を、取り戻す。 (@LeTheTresor) July 18, 2020
それらもお客様に味わって頂き、充足した時間を提供するという、そういう世界でもあるのですよね。
それは高品質なアイテムと高級店という場所と、上質な接客のできる販売員が揃って成り立つわけですし、百貨店もそこに続くと思うのですが、下火になるのは文化に重きを置けない国民性なのか貧困なのか— ラブテー@現政権から日本を、取り戻す。 (@LeTheTresor) July 18, 2020
私もハイブランドが買えるかな?!!と思ってました??
化粧品もですけど。。
似た感じの安いやつ…で済ませて何年経ったかな(^_^;)— tama (@tama69378299) July 19, 2020
晴れの日がなくなって、服装にTPOがなくなって淋しいなと思っていましたが…
ファッション雑誌を見て、買える範囲でそれらしく着こなそうとしていた頃を思い、ここ何年も日々生活に追われて服を楽しむ余裕が無くなっていることに気付きました。
社会として服を楽しむ余裕が無くなっているのですね。
— リエコッコ (@6voOTRxfbL0btJA) July 18, 2020
12年メーカーに居ました。企画にも携わり、初めはわくわくキュンキュンする服がいっぱいあったのに、いつしか売れ筋の真似っこ、つまらないだけの服。しかも二番煎じなんか売れるはずもない。
どうせ同じ形しかないならユニクロで充分と思ってしまう程、服への熱量が下がってしまいました??
悲しい??— K (@bambi6969K) July 18, 2020
ファストファッション辞めました。廻り回って自分の給料も安くなると思うから。織からこだわった服をなるべく買うように。めちゃ高いけど、数はいらないし、質がいいから手直ししても着続けようと思えます。
「消耗品」と「ワクワクする服」の使い分けでなんとかやっています。— yukari ikezawa (@yukarionigiri_) July 19, 2020
ユニクロ、100均の出現は体力衰えた消費者の救いであった。だが反面、消費者はものを見る目、本物が持つ素晴らしさから遠ざかってしまった。時間とコストがかかる本物は次第に追いやられた。“本物はあるというのに”。易きにへと川の流れは変わってしまった。
— 瞬間 クボ カズオ (@7tpM7mCcY5hy1D2) July 19, 2020
“カジュアル志向“という言葉は、安くても良かろうということではないのだけれど安価で仕上がってしまう衣類、履き物業界がその“カジュアル志向”の勢いの中で価格志向“へと流されて行った。
— 瞬間 クボ カズオ (@7tpM7mCcY5hy1D2) July 19, 2020
変化の無い売り方をして来たのと、ファッション業界にいる人でさえインナーやトップスはユニクロで良いと言う人が増えたのも一因だと思います。高齢の人でも買いやすいネットでの見せ方とか素材の追求とか自分が服に夢中だった頃のブランドの熱気もデザイナー自身の高齢化や交代で感じられ無いです。
— Victorianbox (@victorianbox) July 18, 2020
店員さんの店内ストーカー、ゴリ押し、そこにリボンとかフリルいらねぇって思う過剰な装飾のデザイン、賃金が下がって若者の貧困化が進んで服などの嗜好品にかけるお金がなくなっている中で、ユニクロはスキマ産業としては日本のアパレル業界の弱点を突いて成功したブランドだと思う。
— さんた (@hana1120112) July 19, 2020
もちろんいい大人になってペラペラの服や100均の皿に囲まれて生活なんて出来ればしたくない。
やはり1番の原因は日本人の貧困化だろうな、、、。— さんた (@hana1120112) July 19, 2020
少し前までの日本ブランドの服は縫製も生地もしっかりしていて長く使えたしきちんと体のラインを整えてくれた。それでいて値段も手が届く範囲。最近は百貨店で売られている洋服でも超高級ブティック以外随分ペラペラの生地になりましたね。昭和生まれで量より質派なので時代の流れとはいえ残念です
— cryptojp (@cryptojp21) July 19, 2020
人口比率も影響してるんじゃないかな。少子化、高齢化。感度の高い若者の絶対数が減り、感度やオシャレの必要性が低下した年配者。想像つくよね。ユニクロ絶対悪は違う気がします。
— よっくん (@shindy_q5) July 18, 2020
私はブランド品の定価からセール時の価格の差にずっと違和感を持ってました。
別に流行の最先端をいきたい訳でもないので、良いものを始めから適正価格で売ってくれたらいいなぁと思います。
本当に着心地良くて、身につけたいと思うものが納得できる値段なら背伸びしても買います??— ひろこ m (@wan_hiro) July 19, 2020
正直、景気の良かった頃はお洒落な振りをしなければならない空気があって、若かったこともあり服装にお金とエネルギーを使ってしまい今思えばもったいなかったし何より辛かったです。今はお洒落が好きな人には辛い時代ですが私なようなあんまり好きでない人間は楽で助かります。
— やさしいけろみん (@momokurumy) July 19, 2020
バブルの時に値段を上げすぎて、簡単に値下げできなくなったメーカー側にも問題がある。実質と値段が解離したメーカーが今でも多いと思う。
— Qcumber (@Qcumber20) July 19, 2020
第一段階 縫製工場を国内から中国に移し、縫製の質が落ちた。
第二段階 独自のデザインより他社の売れ筋を追っかける商品が増えブランドの同質化が進んだ。
第三段階 自社生産から商社仕入に切換が進み、ブランドの同質化が進んだ。
第四段階 価値がなくなったところにファストファッションが流行。
— 島津恭介 (@kyo_shimazu) July 19, 2020
アパレル関係の学校を出ましたが、ブラックすぎてアパレル業界で働くことを辞めました
スレ主が騒ぎ立ててるかなり前の話です。昔から体質は変わりません。
販売だと社販で買わされ生きたマネキン
「制服」なんだから無償で提供しろ、とかそのくらい言ってくれないと上っ面だけで意味がない— 雲類鷲律??Kis-My-Ft2??特撮??FSM教徒??香港加油!反国家安全維持法 (@Nao76301949) July 19, 2020
可処分所得が激減して、服にまでお金を回す余裕が無くなった。、消費税は上がるけど収入は増えない。安い服しか安心して買えなくなった。
— ??Misao???? (@ikzsf0GEx7QuTSG) July 18, 2020
ひとつひとつはそのとおりですが、厳しい状況で現実を打開してこそ生き残れるのでは。以前ラジオで聴いた本の著者が言ってた
「同じような服ばかりで買いたい服がない。過剰供給→大量売れ残り→不良在庫の悪循環。問題点は明白なのに変わることができない―」
というのは、なるほど、と思いました— 小倉雄一 (@oguray) July 19, 2020
ちなみに僕はファッションにはまったく興味がなく、毎日同じ服を着ています。カネがないからというのもそうですが、カネがあってもたぶんそう。誰かが言ってましたが、いまはSNSなど自分を主張する場がいろいろあるから昔に比べてファッションの重要性が下がったというのはあると思います
— 小倉雄一 (@oguray) July 19, 2020
それなりの物に
それなりの対価を支払う
ことをしてこなかった
消費者の責任も大きいです。
商品を買うのは
投票と一緒。
票を入れなければ
消えていきます。— からとみ (@kara_tomi) July 18, 2020
ファッションに限らず、飲食店も観光業も同じ道を辿っていますね。
安くて、普通に満足できるか、高くてもブランディングができているか。
— ニュクス薬局 中沢宏昭 (@naka3231) July 18, 2020