友人から「部屋から出られない。助けてくれ」と電話がかかってきたから様子を見に行ったら、目の前にドアがあるはずのワンルームマンションの室内をグルグル歩き回りながら「出口が消えたんだ」と言っている友人がいたって話あったな。あまりに様子がおかしいから病院に連れて行ったら脳梗塞だったと。
— いけさん ィェィ?太郎 (@IS_ikesan) 2020年1月26日
2か月ほど前のある晩に、友人から電話がかかってきた。
『部屋から出られなくなったから助けに来てくれ』との事だった。
何かあったのかどうか聞くと、『出口が分からない、迷った』との事だった
俺は冗談だと思って「何言ってんだ、お前?」と返しても、
すごい真剣な声でお願いされるもんだから、仕方なく友人の住むアパートへ行った。
で、アパートに着き、インターホンを押しても反応が無く、鍵もかかってなかったので、ドアを開けて中に入った。
中は見たところも特に変わったことはない。
「おい来たぞ」と大声で話すと、友人から「助けてくれ」との返事があった。
何か事故でもあったのかと、すぐに部屋の方にいくと、友人が部屋(リビング)の真ん中でポツンと立っていた。
「おい、ふざけんなよな」とちょっと友人に言っても、「本当に出られないんだ」との一点張り。
「何ともねえだろ。外に出てみろよ」と言うと、友人は部屋から出た。
友人の部屋は2LDKで、リビングと寝室が繋がっていて、2つの部屋も玄関に続く渡り廊下からも入れるような作りだ。
友人は玄関の方に向かったと思いきや、いきなり曲がって寝室に入っていって、また、そこからリビングに戻ってきた。
友人は真っ青な顔しながら、また、部屋からでると、またぐるっと回って部屋に戻ってきた。
流石に俺も「お前ふざけてんじゃねえぞ!」とキレ気味で言うと、友人は「本当に分からないんだ」と言ってきかない。
どうやら様子がおかしいので、俺は友人を家から連れ出した。
これはただ事じゃないと思って、どうしようかと悩んで、とりあえず俺の家に泊めることにした。
翌日、会社を休んで、とりあえず友人を病院に連れていった。
診断の結果、脳梗塞とのことだった。
命には別条はないようだが、しばらく入院が必要とのことだった。
脳に異常があると、ああも奇妙な行動を起こすものだと、個人的に怖かった。
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うちの親父の運転手も同じ症状を呈した。
毎日通ってる自宅→会社への道なのに、ある日急に同じ道をグルグル回り出し、
「道が分からない、どこにいるのか分からなくなった」と、自分の頭をバンバン叩いて泣き出したそうだ。
親父が心配して精密検査を受けさせたら、アル中+軽い脳梗塞だったらしい。
まあなんにせよ、怪異に遭ったら病院に行ったほうがいい場合の方が多いですよね。大概の場合は直接脳がイってるパターンか、精神を病んでるパターンかですよ。
— いけさん ィェィ?太郎 (@IS_ikesan) 2020年1月26日
怪異に遭ったら寺より病院に行け
— いけさん ィェィ?太郎 (@IS_ikesan) 2020年1月26日
私は反対に便器が真っ赤なのに切れ痔だから大丈夫と言う患者さんに、大腸検査を勧めて、大腸癌を見つけました。
— しらたまだんご (@Tamahana8123) 2020年1月27日
金縛りに会ったらそのまま2度寝するが正解です。体動かせないんだから色々考えず取り敢えず寝ましょう。私はそうしてます
— うじきん@広州 (@ujikinji) 2020年1月27日
ドッペルゲンガーも、脳梗塞の幻覚の一種みたいなものに「自分を見つける、見つけたと思い込む」みたいなのがあるそうですね
見たら死ぬと言われているのもそれが原因なのかも…— シロップ@小説家になろうディスコード (@orangeninarou) 2020年1月27日
脳の不調を、お腹が訴えていた。ということでしょうか。
人体って不思議ですね。— 皆藤 明斗 (@ojtP4qBUV8ROlrv) 2020年1月27日
友人さんは電話が出来て良かったですね
自分は電話機の使い方が分からなくなりました— 独我@小説家になろうノベルアップ+ (@pingafactory) 2020年1月27日
脳梗塞は、障害の場所によっていろんな症状が出ますね。
自分は言葉と文字が半分以上思い出せなくなりました。
でも読む事はできて内容も意味も理解できる不思議な状態でした。— SHARA提督@甲甲甲甲甲乙 (@sharaofp2) 2020年1月27日