こういう報道は初めて見た。「新たなスタッフ集め名物ラーメンも復活」とめでたく謳い上げるが、要はスト破りじゃないですか?
佐野SAを運営する親会社に対し先月から納入業者が卸しを中止、環境の劣化に業を煮やした従業員たちがストライキに入ったまま。
名物ラーメンが泣く https://t.co/FYWbOdTMQx— ロバート キャンベル (@rcampbelltokyo) 2019年8月17日
お盆のUターンラッシュの混雑が続くなか、従業員のストライキで営業を停止していた東北自動車道上り線の佐野サービスエリアで営業が再開されました。
佐野サービスエリアではテナントを運営する会社の社長と従業員が人事を巡って対立してストライキが起き、14日から営業を停止していました。社長側は新たなスタッフを動員して16日午前7時から売店の営業を再開しました。
ケイセイ・フーズ、岸敏夫社長:「大変、ご迷惑を掛けて本当に申し訳ございませんでした。また新たな思いで頑張ってやります」
午前10時半からはフードコートで名物の佐野ラーメンの提供が再開され、渋滞が激しくなる午後以降、ラーメン以外の軽食なども順次、提供したいとしています。
タウンワーク = リクルート ですね。https://t.co/sTcLF4g8RM pic.twitter.com/HdKMdHipMV
— 徳川昇(仮名) (@BlueSkyBlue67) 2019年8月18日
スト破りに加担するタウンワーク。
あり得んなそのモラル— Tokkuns (@tokkuns1917) 2019年8月18日
凄い事するな〜。
佐野サービスエリア…
もう行かないぞ〜!
元の従業員さんだけで店作ってくれ〜!— YUKKINKIN (@YUKKINKIN3t) 2019年8月17日
TV局の利用者へのインタビューの取りかたも「閉まっていて残念」に終始して、ストライキした従業員側を非難しているよう。きっと今の日本国民の多くは、ストライキ権と言うものすら知らないのでは。ストの理由が全く異なるけれど、香港空港での乗客のインタビューの取り方も同じ。「迷惑→悪」
— 50 (@50Kenku) 2019年8月17日
食べたい人と売りたい一人の利益は合致した。提供者は当面確保できれば問題なしと経営が判断して実行した。自分が良ければそれで良い考えなら、この報道も理解できる。ものごと表面的にしか捉えられない者達がこれ程溢れていると言うことだろう。根本的な問題は投げている姿勢をしっかり報道すべき。
— y_eiichi (@yeiichi1) 2019年8月17日
「環境の劣化に耐えられない従業員は社会から排除すればいい」という論理を植え付けようとしているのなら最悪すぎます…
背景も調べずに大本営発表みたいなのを垂れ流せばいいと思っている報道は報道とは言えません。— 藤崎義家@それでもあきらめない (@y_Fujisaki) 2019年8月17日
弱き者の小さな声を拾い、それを大きくしてあげること、そういうものは報道人としての1つのアイデンティティじゃなかったのですかね。
報道機関が真実とか誠実とかに向かう心をなくし、常に強い者の側についていきだせば、また70年前と同じく、ただの悪の片棒担ぎ団体に逆戻りしていくだけだ。— ナメさんはキャット (@nCdXZuhD1SRgGsG) 2019年8月17日
「何と経営者は不当解雇の問題解決を図らず、どこかから従業員を調達して営業再開してしまいました!これは不当労働行為ではないでしょうか?経営者を直撃してみましょう!」とならないのね?記者の見識を疑う。
もし明日のモーニングショーで取り上げたら玉川徹氏がコメントしてくれるだろうけど。— 小嶋隼人 (@Voyamiclasse) 2019年8月17日
どこも同じだね 私も非正規で社員よりきつい仕事をさせられてる 待遇改善なんて切られるのが怖くて絶対に言えない 「もっといいところに転職すればいいのに」って簡単に言うけど それって会社と同じ発想やん 新しい所に行って慣れるまでどれほどのストレスがあるか働いたことある人ならわかるはず
— 50ccfuji (@karasunezumi5) 2019年8月17日
@Goboppy @tv_asahi_news
国民がストの意味をちゃんと理解して、スト潰しを行う会社に対して、これこそ不買運動をするべきだと思います。— Anarchy in the ABjap (@boowhouse) 2019年8月17日
日刊スポーツは従業員側の記事になっていますね。https://t.co/UUKAgPDRBg
— uresy (消費税は廃止で良くない?) (@uresy1st) 2019年8月17日
ただ、店頭に立ったのは運営会社「ケイセイ・フーズ」のストライキを起こした従業員たちではなかった。関係者によると、お盆休み中の同社社員や付き合いのある関係者で、佐野ラーメンを提供したのも別業者だという。岸敏夫社長はこの日、報道陣の取材に「これだけの人が集まって協力してくれて涙が出そうだ」などと感謝した。
一方、ストを起こした従業員たちも同日、取材に応じ「今、提供されている佐野ラーメンは、私たちのものとは違う味になっている」と反発した。
お盆の時期には通常、1日に2000~3000食、最も売れた一昨年5月には1日で3800食も出た味は、代々、受け継がれたものだといい「SAで40年以上にわたって受け継がれてきた味を、白紙にするなんて」と無念の思いをにじませた。
また、岸社長がストを起こした従業員と連絡が取れないと語ったことを伝え聞くと、首をかしげ「経営陣にはコンタクトを取っていますが、交渉は出来ていない」と断言。打開の糸口が見えないこと、7月に労働組合を結成したことを踏まえ(1)通常の職場環境の回復(2)ストの発端となった親会社の資金繰りの悪化について、今後の給与の支払いと商品の安定した仕入れに問題はないかを再確認するため、団体交渉を行う方向で弁護士と協議を始めた。また一部の労働団体にも相談を始めたという。
東北道にあるSAの中でも、高い人気を誇る佐野SA。一部営業が再開されたとはいえ、労使の溝は深く、完全復活への道はまだ遠そうだ。