この春、唯一残っていた秩父銘仙の捺染屋さんが工場を閉じました。長く分業体制で製造してきた秩父銘仙ですが1つの時代が終わりました。
秩父銘仙は経糸に捺染を行う特殊な技法を用いるため他産地にお願いすることができません。機屋は今岐路に立たされています。 pic.twitter.com/uHLZwdVgrn— as_織物修行中 (@ccbmeisen) 2019年4月17日
そんななか、自社で捺染もやっていく決断をされた機屋さんがいます。来るべき日に向けて準備をされてきた姿にはただただ尊敬の一言。今月末新たな生産体制のお披露目も含めて開かれるハタオト展を楽しみにしています。 pic.twitter.com/8So71kBZZ7
— as_織物修行中 (@ccbmeisen) 2019年4月17日
さて私は…秩父銘仙を作る修行をしているものの既存の環境に頼れなくなってしまったため自分なりの工法を確立しないといけません。生産量から考えても昔のやり方に戻るんでしょうね。産地としては色々苦しい面もありますが皆様に着たいと思ってもらえるような銘仙を生み出せるよう頑張りたいと思います
— as_織物修行中 (@ccbmeisen) 2019年4月17日
作る方としても広幅ならストールや洋服などに活用できるので広幅織機で作りたいのですが使っている小幅織機だと40センチが限界なんですよね。織元も作りたくても作れないところが多いように思います。せめて力織機を作るメーカーが残っていれば設備投資もできるんでしょうけど
— as_織物修行中 (@ccbmeisen) 2019年4月18日
伝統産業は一度火が消えると産業としての継続が難しいので今が頑張りどころですね
— as_織物修行中 (@ccbmeisen) 2019年4月18日