個人でのイタリア旅行を1mmでも考える可能性がある方には知っておいてほしい話です。ヴァチカンの最寄り駅に、大きな案内地図を持って立っている人たちがいます。そばを通る観光客を「道はそっちじゃないよ」などと言って呼び止め、自分は「free information staff」だと名乗ります。→
— torino-shippo (@torino_kimagure) 2018年9月30日
ヴァチカン博物館やシスティーナ礼拝堂には予約していく人が多いため、彼らは「チケットはある?ちょっと見せて」と言ってきます。応じると「これだとサン・ピエトロ大聖堂には入れず、何時間も並ぶ必要があるけど、美術館と礼拝堂の後に直接大聖堂に入れるチケットに交換できる」と言われます。→
— torino-shippo (@torino_kimagure) 2018年9月30日
近くの観光案内所風のオフィスで「交換するチケット代」を先払いさせられますが、実際にはそんなチケットは存在しません。彼らは有料の現地ツアーのスタッフで、頑なにツアーと言わず「チケットの交換」という言葉を使いますが、実は大聖堂を含むツアーに申し込ませ、その代金を請求しているのです。→
— torino-shippo (@torino_kimagure) 2018年9月30日
私と友人は集合時間が来る前にバックレたのでツアーには参加せず、また「予約書類持ってたいんですけど」と要求してコピーを渡してもらったのでそれを使って予定通り博物館に入ることができましたが、一人あたり25?(約3,300円)とられた後でした。→
— torino-shippo (@torino_kimagure) 2018年9月30日
個人旅行をする方は自分のペースで自由な観光をしたいという目的の方がほとんどで、希望してもいない現地ツアーで見知らぬ外国人観光客と一緒にぞろぞろ歩きたいとは思ってないはずなので、このことはぜひ知っておいてください。旅行の予定がない方もよろしければ拡散にご協力いただけると嬉しいです。
— torino-shippo (@torino_kimagure) 2018年9月30日
ちなみにやりとりは英語なので、英語全然ダメという人より、「ちょっとわかる」「ある程度わかる」くらいの人のほうが危ないかも。ペラペラな人でも前知識がないと怪しいかな、案内されたオフィスに英語圏のネイティブっぽい若い女の子二人いたし。
— torino-shippo (@torino_kimagure) 2018年9月30日
とにかく声をかけられても無視すること(それがたとえ道案内に聞こえても)、チケットを見せろという要求に応じず立ち去ることが一番です。ヴァチカン博物館の予約書類(voucher)はスマホで見せても大丈夫らしいですが、とられそうになったら取り返して、オフィスに案内される前に逃げたほうがいいです
— torino-shippo (@torino_kimagure) 2018年9月30日
ヴァチカンはキリスト教の聖地=善意の場所という意識でいたのを私は本当に反省しているし、たかが3,000円強かもしれませんが、私は聖人でも何でもないのでこんな詐欺スレスレのやり方をする会社の人間は全員パスタを食べるたびにしゃっくりして鼻から麺が出ればいいと思うくらいには腹が立っています
— torino-shippo (@torino_kimagure) 2018年9月30日
私と友人は別々のガイドブック買ってたけど、この話はどこにも載ってなかったので!同じ被害に遭ってしまう人をひとりでも減らしたいと思った次第です!!よろしくお願いします!!!
— torino-shippo (@torino_kimagure) 2018年9月30日