目に見えない病気は色々あります、見た目で判断しないでください

 昨日(9月15日)の夕方6時くらいの事なんですけど、天神で一通り遊んで買い物も済ませて、帰ろうと電車に乗ったんですがかなりしんどくて、疲れきっていて持病でてんかんの発作を患ってるので申し訳ないけれど優先席へ座りました。そしたら目の前に座ってた中年のオジサン(以降オジサン1とする)に
「今の若い者はすぐ座りたがる。弱々しい」
 とまあ大きな独り言を言ったんです。気にしない気にしないと思って無視していたら、続けてそのオジサンの知り合いらしき(以降オジサン2とする)が
「まったくだよ。しかも優先席に座るなんてみっともない。それにあんなにチャラチャラした格好で。日本の未来も心配ですよなあ」
 と言ってきたので、これがゆとりを馬鹿にする世代かと思いました。すると目の前にOLらしき女性が来て席が空いてないことを確認してその女性は立っていたんですが、するとまたオジサン共が
「見てください彼女を、しっかりと立ってる。これが正しいというのにそこの彼女はなんともみっともない。」
 と私を見ながら話していて。我慢できなかった私は障害者手帳とヘルプカードを見せて
「持病で発作を患ってるんです。万が一発作が起きれば周りの方に迷惑にもなるので申し訳ないけれど座らせてもらっています」
 と説明しました。そしたら
オジサン1「そんなものこの世の中いくらだって偽造はできるだろう。そんな見た目でその若さで嘘をつくなんて…全く恥を知らないのか」
オジサン2「第一、発作があると言うなら何故外へ出歩くんだ。迷惑だと思うんだったら外へ出なければいいんじゃないか?」
オジサン1「そうだそうだ。それに今発作は起きていないじゃないか。それなのに優先席に座るだなんて席を無駄にしてるだけだろう」
 と言われました。もうコイツらは何を言ってるんだとしか思えませんでした。挙句
オジサン2「君のような子がそうやって主張するから他の若い者まで図々しいと言うイメージがつくんじゃないのか?」
オジサン1「確かにそうですなあ。嘘をホントのように貫こうとする、この図々しさは聞いてて呆れますよ」
 とまで言われました。グチグチ言われている間に目的の駅に着いたので、これ以上言われるのは嫌だと思って目も合わせずに逃げるように降車し、母の迎えで帰りました。信じてはもらえないでしようけどホントにあったんです。てんかん喘息難聴心疾患など目に見えない病気は色々あります。

 お願いですから見た目で判断しないでください。そして発作があるから外を出歩くなとか言わないで欲しい。私だって人間です。発作があるからあれはダメこれはダメなんてことは無いです。もっとそういう理解が広まればいいな…。