これめっちゃ誰かに聞いて欲しいんだけど
俺の部署で「子育てでブランクがあって…」と言ってた女性をパートで雇って、Excelデータ入力してもらってる。MOS持ってる若手社員が20件入力してる間に、その方が何件打ったと思います?
160件ですよ…一ヶ月かかる量を3日で終えられ、社内戦慄しております…— ゆきお@おだやかだね (@yukio_odayakada) 2018年7月25日
あまりに早いんで即席で解析プログラム作って入力チェックしたら案の定、変な数値が出てきて「ミスあるなー」って思ったら、「ここ変じゃないですか?」とプログラムの方のミスを発見されてさらにビビった…ちなみにその方、プログラミングはおろかExcelも関数すら扱えない素人さんなんすよ…怖すぎ
— ゆきお@おだやかだね (@yukio_odayakada) 2018年7月25日
で、今日は正体を確かめてやろうと隣に座ってチラチラ眺めた。そしたらショートカットキーとか知らないみたいでその都度ググってるの。しかし一度覚えたものはすぐ使いこなして効率化するので、データ入力速度がどんどん上がってる。職歴のブランクとか関係ねーな、と思った。
— ゆきお@おだやかだね (@yukio_odayakada) 2018年7月25日
ちなみに今日は同じ仕事をしてもらってる他のパートさんが250?350件くらい打ってたところ、その方だけ2700件打って「キリのいいところまでやろうと思ったら定時より10分過ぎちゃいました!すみません!残業代いらないです?」って言って帰っていった。怖すぎるわ……時給上げよ………
— ゆきお@おだやかだね (@yukio_odayakada) 2018年7月25日
想像以上に拡散されててビビった。入力の様子を見てきた。
たとえば「20:30」と時刻を打つ場合、他の人は20と30の間に確認作業が入って指がコンマ数秒止まるが彼女は止まらない。「頭の中で3個先に入力するキーを唱える」らしい。タイプミスの修正中も3個先を考えているから「止まる必要ない」んだと。— ゆきお@おだやかだね (@yukio_odayakada) 2018年7月26日
普通ミスしたら作業スピードが落ちたり一旦停止するんだけど、彼女はこの要領でタイピングが2時間ずーっと一定のリズム。後ろから見てるとミスもあるんだけど、すぐ見つける→消す→打つ→元の位置へ戻るって作業が滑らかすぎて修正入るまでミスだと気付かない。俺が書くとすごそうに聞こえないけど!
— ゆきお@おだやかだね (@yukio_odayakada) 2018年7月26日
なぜ弊社が彼女を雇ったかというと、「面接に来た人の中で一番仕事したそうだったから」ってだけ。ほんと偶然。
でも彼女は
・ブランクがある
・小さい子供がいる
・保育園の送迎で残業不可
この理由でどこの企業にも雇ってもらえないらしい。ここに基準を置いて採用してる企業は損してるよマジで。
— ゆきお@おだやかだね (@yukio_odayakada) 2018年7月26日
質問来てるので補足。解析プログラムはpythonで、データを読み込ませるとエラー表示が出るようにして専門職の社員がその方に使い方を教えていました。で、一部変な値が出てきてその方が「これは私が打ったものではありませんがプログラムの方の問題ですか?」と指摘され、こちらのミスに気付いたのです
— ゆきお@おだやかだね (@yukio_odayakada) 2018年7月26日
その方にはエラー表示だけ見つけるよう言っていたのに、正しく解析されていないことを見つけるのはセンスがあるなぁと思いました。自分の打った膨大なデータをある程度記憶していたのも驚きましたけど。
ちなみに僕は同じ部署の営業マンです。— ゆきお@おだやかだね (@yukio_odayakada) 2018年7月26日
データ入力してるのは元が手書き文書だからで、Pythonでは特定の入力方式以外の文字列が無いか検索させたし、Excel使ってるのはスプレッドシート非対応の企業に送信するためだ!
取引先が全部Microsoft社みたいな環境だという幻想を捨ててくれ!!!!— ゆきお@おだやかだね (@yukio_odayakada) 2018年7月26日
あとデータ入力が速攻で終わられてしまったのは完全に雇った側の采配ミスで、他のパートさんがサボってるわけじゃないよ!というかサボってても期日までに仕事が終われば別にいいだろ!うちは手の空いたパートさんにプログラムの書き方教えるし、1分単位で残業代出すし、誰のことも不幸にしてない!!
— ゆきお@おだやかだね (@yukio_odayakada) 2018年7月26日
こんな拡散されると思ってなかったからパートさんに無許可なんだわ!!明日謝るまで胃が痛い!!!
ちなみにいつもはデータ入力の仕事は無くて、今回は急募だったんですよ。偶然ご縁があっただけなんだよなぁ。
— ゆきお@おだやかだね (@yukio_odayakada) 2018年7月26日