二礼二拍手一礼 の作法は一応「正しい参拝方法」とされているが、戦後になって急に参拝方法について問い合わせが多くなったため定められたもので比較的新しい。
つまり、なんの決まりもなくめいめいが好きなように参拝していた歴史の方が遥かに長い。#一般人の方が時々誤解しておられること— 向井 恭介 (@hatsurist) 2018年7月28日
ウチのバアちゃんは大正生まれで戦前の教育を受けた人だったので、二礼二拍手一礼なんてしていたのは一度も見たことない。ただ手を合わせて拝んでいただけ。
そういう方々の眼には、戦後にわかに流行った二礼二拍手一礼などは形式張った奇妙な習慣に映ったのではなかろうか。— 向井 恭介 (@hatsurist) 2018年7月28日
と、いう私も神社で二礼?をしている人を見て、魂を忘れて形式に堕ちた現代日本人の姿がよく現れているな、と興味深く眺めている。
— 向井 恭介 (@hatsurist) 2018年7月28日
黒澤明監督(明治43年生まれ)の映画に出てくる神社のシーンでは、お参りする人は跪いているそうだ。立ってお参りすることさえ神さまに対して不遜だと思うほどの慎ましさを戦前の人々は持っていたということか。
それに比して型通りのことさえやっておけば、っていう現代人との何という違いであろうか。— 向井 恭介 (@hatsurist) 2018年7月29日