私と娘の身に起こった恐怖体験についてまとめました

 朝7時に起床し、ちょっと咳き込んでるな一と思い、熱を測ってみると37.3℃(この時まだ保育園行けるかなーどうしようかなーくらいにしか思っていなかった)いつもならこれくらいなら連れてってしまうけど、でも何故かちょっと嫌な予感がして、その日は休ませて様子を見ていた。
 いつもより元気がなく、9時頃、抱っこ抱っこになり、抱っこをしていたら寝てしまった。寝ながら測った熱は38.0℃。しばらくして寝室へ連れて行き、1人で寝かせていたところ、30分後くらいに今まであまり聞いたことがない声で「ギャーー!!!」という悲鳴が聞こえたので、すぐ駆けつけると、布団の上でけいれんを起こしていた。手足はピーンと硬直していて、目は開いているものの白眼で焦点が合っていない。顔はガクガク震えていた。
 ヤバイ!!!そのまま抱き上げ、リビングで人生初の救急車を呼んだ。
 その後もずっと白眼のまま震えていて、収まらず、何度も揺らして子供の名前を叫んだ。しばらくして震えが収まり、その後は顔が真っ青になって意識を失っていた。

 本当に私の腕の中で死んじゃうんじゃないかと思うくらいの状態だった。

 それからしばらくして救急車が到着し、(この頃には意識は戻り、大泣きしていた)病院へ行く。大泣きしていた頃には私も落ち着き、とりあえず良かったとホッとしていた。救急隊も熱性けいれんだろうとのことで、とても落ち着いていた。
 熱性けいれんは、急激な体温の上昇により、まだ脳が未熟な6歳以下の子の10人に1人はなるそう。遺伝的なことも大きいらしい。
 実際私も娘と同じ2歳の時に白目むいて泡を吹きながらけいれんを起こしたらしいので。自分の母から、あなたがけいれん起こした時は本当に死ぬと思ったと何度も何度も言い聞かされていたので熱性けいれんの知識は多少あったものの、いざ我が子がなると、落ち着いてられなかった。本当にこのまま私の腕の中で死んでしまうのかと本気で思って、やってはいけないことをたくさんしてしまった。

 なのでこれからもし、お子さんが熱性けいれんになってしまった時に少しでも落ち着いていられるよう、対処法をお伝えしておきます。
 これは、救急で病院へ行った際に救急小児科医の先生に教えてもらった内容です。

けいれんが起きたら、

●けいれんが始まった時間を見て測る(始まってから3分以上経っていたらもう救急車呼んでいいらしい)
●落ち着いて状態をよく観察する(左右対称のけいれんなのかなど)のちのちこれが、本当に熱性けいれんなのかの診断材料にもなるらしい
●周囲の安全確保(ぶつかるものがないか)
●きつそうな衣服はゆるめ、身体は仰向けにして、できれば顔は横向きにする(吐き戻したものや唾液やたんが詰まることがあるからという理由と呼吸をしやすくするため)
●できれば動画を撮っておくと良いと言ってましたが、先生も、「そう言いながらも、実際そんなに冷静に落ち着いてられる方はいません。私でも我が子がなったらパニックになり、救急車呼びます(笑)」と言っていた。

口やってはいけないこと口
名前呼んで叫んだり、身体を揺らしたりすること(刺激になってけいれんが長引くから)
↑コレ私やってしまった!〇〇ちゃーん!!!!起きてー!!!って叫んで揺らした!!笑

 熱性けいれんは後遺症が残ることはほぼないので、緊急性はないが、別の病気の可能性もあるので安易に熱性けいれんだと決めつけないで、遠慮なく救急車呼んでくださいって言っていただいた。
 以上、私の恐怖体験と対策方法でした。
 1人でも多くの方の参考になれば…。