昔の話ですが「神は自殺を好まない。薔薇は生に執着する、だから西洋では好まれる。桜は逆だ。散り際に迷いがない。だがイメージや本質の完全理解は私達には難しい。桜に対する独特の感性は君達の特権だと思うよ」と仰った英国一家のお祖父様と新渡戸稲造の引用も交えたその言葉が忘れられずにいます
— 米 (@okomeeeen) 2018年5月21日
移住してすぐの春に「日本人は春になったら花見をすると聞いたよ。まだここへ来て桜を見れてないでしょう、イギリスにも咲いてるから一緒に行こう」と一家でスイスコテージやセントポール大聖堂へ連れて行ってくれたりこのパークにも咲いてるよ!と教えてくれたりと本当に親切にして頂いてました
— 米 (@okomeeeen) 2018年5月21日
互いの国花が薔薇と桜であること、割と原型を保ったままで茶色く枯れることが多い薔薇と花びらが変色する前に散ることが多い桜の対比、復活・輪廻・神の捉え方など宗教的価値観や象徴の違いなど含まれた話だったので色々割愛してますが意味はふんわりと受け取って頂けたら幸いです 桜も薔薇も綺麗です
— 米 (@okomeeeen) 2018年5月21日
今さらながらお祖父様や英国一家に関してはモーメントに実録をまとめてますのでそちらからどうぞ…!(ヘタリアキャラを代打にしております)
https://t.co/ZuimZOyQsZ— 米 (@okomeeeen) 2018年5月22日
「咲く桜」ではなくて「散る桜」に人の命を結びつける日本人の美意識はじつは古い(伝統的な)ものではなく、近代の国家神道体制が築かれるなかで広く国民に膾炙した価値観だという見方もありますね。大貫恵美子の『ねじ曲げられた桜』なんかがそうですが。
— しぶふ@????? ??? ???? ???????? (@Kaushik_Shibufu) 2018年5月22日
新渡戸稲造『武士道』ですね!何度も読み返したい本です(T ^ T)
「封建制度が生み出した武士道も、封建制が消滅した後も生き残って、我々の道徳の道を明らかにしているのである。武士道というのは、それを象徴する桜と同じく、我が国に固有な花である。」— ももも。 (@uma_hone_m) 2018年5月22日
外から失礼します。
「散り際に美しさを求める」というのは日本独特なんですね~
日本人は鎌倉時代くらいからそういう概念で来たから普通だと思ってました。
やっぱり外国行って外国文化に触れるって大事ですね~(・ω・)— 第六天魔王 (@wolverin00012) 2018年5月21日
リプありがとうございます!西洋文化の一神教では永遠の命が重要なキーワードとなっていることや古代には完璧・完全なる美という概念が美学としてあったようなのでいわゆる諸行無常といった刹那や不完全な美しさは新鮮なようです。わたしも交流して初めて知ることが多いので日々勉強になります…!
— 米 (@okomeeeen) 2018年5月21日