賛否両論 クラウドファンディング出産





CAMPFIRE募集ページではナオキイシイさんの想いが綴られています

はじめまして!先月に学生結婚し、来年の4月に第1子が生まれる大学生ブロガーのナオキイシイです!社会に対して伝えたいことがあります!

数あるプロジェクトの中からこのページをご覧いただき、ありがとうございます!

「でこぼこあーと」というブログを運営している、イシイともうします。

突然ですが、僕は学生結婚をしています。

今年の夏に彼女(現在の妻)の妊娠が発覚し、先月入籍しました。

妊娠を知った時の、天地がひっくり返るような感覚は一生忘れられません。

当時のことは「大学生で彼女の妊娠が発覚。僕は父になる決意をした。」にて書いています。

出産にかかる総費用は平均50万円と言われていますが、僕のアルバイト代だけではどうしても出産資金が足りず、困窮した生活を強いられています。

正直、「少しでも足しになれば」と妊娠中の妻が働いているのがみていられません。自分が情けないです。

そんな状況下なので、新婚ですが一緒に住めていません。お互いに実家暮らしです。

そこで、みなさんにお力をお貸しいただけないかと、クラウドファンディングに初挑戦しています。

「ただ、一方的に支援してください」ではなく、自分が社会やパトロンの皆様にできる最大のリターンを提供できるよう、必死で考えました。

このプロジェクトで実現したいことは2つあります。

1:経済的に不安があっても、個人が資金を集めて出産ができる時代であることを証明したい

2:出産の困難や喜びも共有し、この子をみんなで育てていきたい

それぞれ説明させてください!

1:クラウドファンディングで出産資金を調達し、経済的に厳しい若者でも出産ができる時代であることを証明したい

たとえ経済的に不安があっても、「出産」という選択ができる社会であることをクラウドファンディングで証明したいです。

出産にはお金がかかります。妊娠が発覚した時、経済的に厳しい状況であればあるほど、決断に悩みます。

過去には、僕らのようにいきなり出産の選択をせまられ、「産まない」という選択をした人も多くいたはず。

お金がないから出産を諦めてしまうんです。

でも、そんな時代は終わっていると思います。

現在は正しく発信すれば、たとえ個人であっても資金を集め、出産をすることができる時代。

身の回りのあらゆる物がインターネットにつながっており、誰でも簡単に全世界に向けて発信できる。そんな時代にぼくらは生きているんです。

このプロジェクトを成功させ、経済的な理由で出産をあきらめる人たちにメッセージを伝えたいです。

「お金がない…」という理由でせっかくの命を諦めないでほしい。

▼経済的な理由で出産をあきらめる若者は多い

前提として、いったいどのくらいの数の人工妊娠中絶がなされているのか。

毎年厚生労働省が毎年発表している「衛生行政報告例の概況」によると、日本では毎年およそ20万件の人工妊娠中絶がおこなわれていることになります。

その中で、経済的な理由で出産を諦めている人はどれほどいるのか。

昨年、宮崎県が人工妊娠中絶をした女性を対象におこなった調査では「子供は欲しかったが経済的な理由で諦めた」が54.4%と、最多であることを示しています。

これは全年齢を含めた数字です。

対象を僕らと同じ「若者」にしぼるとさらに深刻化します。

日本婦人科による10代を対象にした調査では、なんと67.7%もの人が「収入が少なくて育てられない」と回答しています。

僕は、「中絶は絶対ダメ」とか「どんな理由があっても絶対産むべき」なんてことは伝える気はありません。そもそも、そう思ってもいません。出産をあきらめるのはお金だけが問題ではありませんし、人それぞれいろんな事情があります。

そうではなく、僕が伝えたいのは「お金がなくたって、今の時代は自力でやれることはたくさんあるよ」ということです。

僕はブログを使って発信を続け、クラウドファンディングで資金を調達する。

そんなことがもし可能なのであれば、「お金がない」は出産をあきらめる理由にはならないじゃないですか。

経済的な理由で出産をあきらめる若者は、あなたが思っているよりも多いです。そんな人たちに、このクラウドファンディングを通じてメッセージを伝えたいと思っています。

2:困難も喜びも共有し、みんなでこの子を産み育てていきたい

僕は「でこぼこあーと」という学生結婚ブログを書いています。

そこで、1人でも多くの人と一緒になってこの子を育てていきたいです。

妻の妊娠が発覚した際、ブログをやめようかと本気で悩みました。

「こんなことしてる場合じゃない」って。

でも、勇気をふりしぼりブログを使ってたくさんの人に向かって自分の状況を発信したところ、「応援するよ」という声の多さにびっくりしました。

それについて当時、「学生結婚を公開した僕が多くの反響に感じた3つのこと」という記事を書いています。

「発信」することが今の僕にできること。

そうであれば、僕はこの子をみんなで育てていきたい。

支援を受ける側として、この子の成長をみなさんにしっかり共有することが僕にできる最大の恩返しです。

もし、このプロジェクトに支援していただけたとすれば、もはやあなたは赤の他人ではありません。

「支援」という形で、出産、育児に参加しています。下のリンク先でも記述があるように、「ソーシャル母さん」「ソーシャル父さん」なんです。

自分が支援したお金で生まれる子供を、我が子のように待ちわびる。そのようなことになれば、これほど嬉しいことはありません。

産まれたあとも僕のブログを通じ、あたかも自分が子育てをしているかのような体験を提供したいです。

日本初の、クラウドファンディング発の出産、育児を一緒につくっていきたいです。

繰り返しになりますが、このプロジェクトを支援してくださる方々にできる最大の恩返しは、この子が産まれ、成長していく様子をしっかり共有していくことだと思います。

そのために僕は発信をし続けます。

ご支援いただいた資金がどのように使われているのか。ブログを通じて責任をもって発信していきます。

このプロジェクトに関わっていただいたみなさん一丸となり、子育てをしていく。

1人でも多くの人と一緒にこの子を育てていきたいです。

▼賛否両論がありそうな案件。それでも僕はやる。

「お金がないのに出産するのは無責任」

「そんな状況で生まれてくる子供がかわいそう」

など、多くの厳しい声が飛んでくることはわかっています。

でも、多くの人に支援されて生まれてくる子供はかわいそうでもなんでもないと思います。

僕は、多くの人に支えられて出産という選択をすることができる。

産まれてきた子供にも、「あなたは多くの人に応援されて産まれてきたんだよ」っていってあげられるじゃないですか。

たくさんの人に待ち望まれて生まれてくることは素晴らしいことです。

賛否両論ありそうなこの案件ですが、それでもぼくは挑戦したいです。

妻に負担をかける事なく出産することができ、元気な赤ちゃんと3人で暮らすことができるのであれば、この程度のことは挑戦をやめる理由になりません。

このプロジェクトを立ちあげるにあたり、過去に似たような事例がないか調べたところ、このような事例がありました。

>>家入一真氏がフォロワーの出産費用をツイッターで集めて物議を醸しだしている!

出産費用に困った女性がTwitterでお金を集め、大きな騒ぎとなりました。

支援される側の僕がいうのもおかしいのですが、これを読んだ時、僕の思いを全て代弁してくれているような気がしました。こういうのがもっと増えてもいいのに。

ただ、1つ気になったのがこの女性のその後は現在はわからないということ。

せっかく支援したのだら、その資金がどのように使われたのかは気になるところ。支援する人は見返りを求めていないように思えますが、「その後の報告」があった方が嬉しいに決まってる。

それを踏まえ、僕はしっかりと責任を持ってこの子を育てていく過程を発信していきたいです。それが、僕が支援してくださった方にできる1番のことだから。

▼現在の僕らの状況と、このプロジェクトをやろうと思った理由

とにかく出産資金に困っているというのが現状です。

僕は大学4年生の22歳。卒業後、来年の4月からはITの会社で働くことが内定しています。

出産予定日は来年の4月なので、出産後の育児費に関しては社会人として稼いでやりくりしていく予定ですが、出産費用を捻出することが非常に厳しい状態です。

同い年の妻は、現在妊娠5~6ヶ月でいわゆる安定期に入ったところ。

「少しでも稼ぎたい」という思いで妻は週1~2日程度アルバイトをしています。

せめて妊娠中は働かずにゆっくりしていて欲しいのですが、「出産費用ないでしょ」と言われると返す言葉がありません。

現在、経済的な理由でお互いに実家暮らしをしています。

妊娠中は精神的に不安定になりやすく、特に一緒にいてあげることが重要な時期なのに、妻には別居を我慢してもらっていることへの感謝の気持ちでいっぱいです。

妻には多くの負担をかけており、自分への不甲斐なさでいっぱいですが、子供のために今は我慢する時だとお互いに話し合って別居を決めました。

子供が生まれる来年の4月までに、3人で住むことを目標にしているので、引っ越し費用も貯めなければなりません。

全く新しい生活となるので、揃えなければいけない家具もたくさんあります。

みなさんの力をお借りしたいです。

この状況を知り、すこしでも支援をしてくださるのであれば、とても嬉しいです。

▼出産に必要な総費用

このプロジェクトの目標金額を50万円に設定した理由はここにあります。

結論からいうと、子供を1人産むのにはおよそ80~90万円の費用がかかります。(帝王切開手術や妊婦の体調しだいでは100万円をこえることも)

出産するにあたっては様々な補助金や給付金が受けられる制度ががありますが、ついては後述するので、まずは純粋に総額いくらかかるのかを計算していきましょう。

内訳は次の通り。

妊婦健診:15万円

分娩・入院:40~50万円

マタニティ用品:5万円

ベビー用品:20万円

分娩・入院費は病院によってばらつきがありますが、僕の住んでいる東京では40~50万円が一般的です。(芸能人が通うような個室タイプだったりすると60万円にも70万円にもなるところもある)

ですが、これらすべてを実際に支払うわけではありません。

出産をするにあたっては、助成金がでたり、健康保険から給付金がでます。

僕が使う予定の制度は以下の2つ。

・出産育児一時金

原則42万円支給されます。これで分娩・入院費の多くをまかなえます。

・妊婦健康診査受診票

いわゆる「補助券」というものです。母子手帳を作るときに、妊婦健診にあてられる補助券がもらえます。

これらの制度を使うと、実際にかかる金額は40~50万円。

こども1人産むのに50万円かかると言われているのはこういうことです。

▼資金の使い道

このプロジェクトの目標金額は、子供を1人産むのに必要とされている50万円です。

支援していただいた資金は、妻と生まれてくる子供のために使わせていただく予定です。

具体的には、

・妊娠中の通院費

・出産する時の入院費

・赤ちゃんのためのベビーグッズ

・妊婦をサポートするマタニティグッズ

などです。

余剰資金がもしでましたら、今後ブログで発信活動をするための資金に充てさせていただきます。

マタニティグッズのレビューや、子育て向けサービスを使ってみてレビューをすることで、よりよいコンテンツを発信できるように努力します。

困難も喜びも、あなたとシェアしたいです。クラウドファンディングによって支えられた、次世代の出産、子育ての形を、みんなで実現したいです。

▼最後に

最後までご覧いただきありがとうございます。

正直、僕たちは経済的に厳しい状況ですが、自分ができる精一杯のことをして、必死にあがいています。

誰でも簡単に発信することができる現代は偉大です。

1:自分と同じような境遇の人たちに、「お金がなくてもできることはある」ということを伝える

2:出産・子育ての様子を責任を持って発信する

この想いに共感いただけるのであれば、ご支援いただければ幸いです。

一緒に日本初のクラウドファンディング出産を成功させましょう。