よく偏った人たちが「医者がワクチンの味方なのは儲かるからだ」的な言説をされるのを見かけますが、開業してみて、ワクチンやってみて、実感を持って言えるようになりました。儲かりません。
— simbelmyne (@simbelmyn) 2017年10月30日
適切でない言葉を使いますが、簡単に言うと原価率が50パーセントくらいです。利幅が薄い。普通に診察すると小児科の場合4000円ほどの粗利益になりますが、ワクチンは2000-3000(インフルは2000円を切る)円、そこから更に安全のためのコスト(主に人件費)がかなりかかります。
— simbelmyne (@simbelmyn) 2017年10月30日
実際、ワクチン時間帯の僕の収入は、現状、ゼロに近いです。もうすこし慣れて数をこなせば増えますが、通常の診療報酬を上回ることはないでしょう。
それでもワクチンやるのは単純に使命感、それで苦しい思いをする子どもが減る、そういう思いであります。— simbelmyne (@simbelmyn) 2017年10月30日
社会貢献ですかね。労働時間を確保したいパートスタッフさんもいらっしゃるので、雇用者としての責務は果たせるよな、というのも思います。
— simbelmyne (@simbelmyn) 2017年10月31日
多分、そうでもないと思います。
化学合成品と違ってワクチンはなまものです。
品質管理で思うような抗体価がつかないロットは廃棄されますからロスが大きいのです。— 胡麻 娘 (@sesamegirl43) 2017年10月31日
医療機関に勤めてますが、普段あまり注射器を使わない診療科のため、新品の針しか使わない事もあって、勤務先の診療所でも毎年赤字だと院長がぼやいています。注射一本打つにもワクチン代だけで打てませんものね。針も注射器も消毒コットンも注射パッチも無料じゃないし。キャンセルロスもあるし…
— ようこ (@yukuraisi) 2017年10月30日
定期の方は自由価格ではなく定価が決まっていますが、、、変わらないでしょうね。自分で俯瞰してみた感想として、原価の高さもありつつ、一方で高い水準の安全確保と患者サービスのために、人員を多めに確保する必要があるのが固定費として大きいと思いました。
— simbelmyne (@simbelmyn) 2017年10月31日