「まもる」って名前に当たる字で「守」「衛」「護」「鎮」「葵」の違い
「守」→失わないように保つ、番をする
「衛」→中のものを厳重に外敵から防ぐ
「護」→傷付けないように庇う
「鎮」→重みをかけて押さえる、又は腰を据える
「葵」→主君に真心を尽くす、又は自らの足元を防衛する— 佐倉湊 (@01south25) October 24, 2017
もう少し詳しく
「守」→他の字との違いは「そのままの状態を保つ」という意味があるところ。特に「衛」「護」と近い意味があるものの、その二つが傷付けないようにという意味が強い中で「保つ」の意味を持つのはこの字の特徴— 佐倉湊 (@01south25) 2017年10月24日
「衛」→近い意味がある「守」「護」との違いはそのまもり方の強さ。他のものを傷付けてでも、というニュアンスを含む字
— 佐倉湊 (@01south25) 2017年10月24日
「護」→大切にすること、庇うこと。「衛」が武器を持って、と例えるならば、この字は包み込んで、と例えるとわかりやすくなるかもしれない。柔らかい意味がある
— 佐倉湊 (@01south25) 2017年10月24日
「鎮」→重りをかける。押さえつける。他の字と違って無理矢理なニュアンスを含む場合がある。もう一つの意味に視点を置くと、腰を据えて永く、いつまでもまもり続ける、という意味になる
— 佐倉湊 (@01south25) 2017年10月24日
「葵」→この字自体に「まもる」というニュアンスはなかった。凛とした咲き様から、武士に好かれるようになってから、主君に尽くす、という意味になったらしい。ここから転じて、真の心を持つ、という意味合いを含む場合もあるとか。「自分の足元を」は、強い日差しから自分の根をまもる葉に因んで
— 佐倉湊 (@01south25) 2017年10月24日