「ロジかわ会」のメンバーに、名古屋の婚活コンサルタントの女性社長がいます。
その人は、1年で結婚を達成させる凄腕のコンサルタントです。
その社長に教えてもらった話に、「なるほど」と感心するエピソードがあります。
婚活に入会を希望する女性には、必ずお見合い前にスカート、ワンピースを最低でも2、3着は用意してもらうそうです。
写真用、お見合い用、デート用で使用するためです。
しかし、素直にすぐ用意をする人と、「スカートははけない」と拒否する人がいるそうです。
拒否する理由を尋ねると、
「男に媚(こ)びているみたいで嫌」
「服装より内面を見てほしい」
「パンツスタイルのほうが私らしい」
ともっともらしいことを言われるそうです。
そこで、その社長は次のように言うそうです。
「会った瞬間に男性はあなたを『女として見られるか、見られないか』を判断しているのよ。
それも最初の6秒で決めてしまうの。
どんなに気の利いたことを言ったり、楽しい会話ができたとしても、『女として見られない』というジャッジがくだったら、結果は簡単にひっくり返らないわよ」
この「最初の6秒で女として見られるか」の判断は、「7割が女として見られる、3割が見られない」というデータからきているとのこと。
だから、社長は、たとえば、10人の女性がいたら「7人の女」に入るために、女性らしい服装、さわやかな色気が必要という理由からスカートをすすめているわけです。
スカートが「好き」「嫌い」の感覚ではなく、統計データや確率から考えて、スカートを用意するようすすめているー。
なんてロジカル!
凄腕婚活コンサルタントの社長いわく、
「スカートは、男性がはかないからこそ、女性らしい服装なの。わざわざパンツをはいて、3割の『女として見られない』を選ぶ確率を上げなくてもいいじゃない」
実に納得できるお話ですよね。
「結婚したい」「お見合いを成功させたい」という女性の目標を叶えるために、「スカートが好き嫌い」という主観ではなく、あくまで客観データから「スカートをはいてもらう」。
目標を叶えるためには、主観を抜きにして、データから導き出した「ロジカル」的な視点が必要であることがよくわかるエピソードです。