僕が車にクラクション鳴らされながら幅寄せされて、降りて来た運転手に一方的に怒鳴られながらホイールを蹴られるという事件

9月18日の出来事でした。
車道左側を走っていたら突然後ろからクラクションを鳴らされ、十分に左側に寄って走っていたつもりだったのですが、それでも邪魔だったのかと仕方なく道路脇スレスレのところまで寄って走ったのですがクラクションは鳴り止まず、さらに幅寄せまでされ、道路脇と車に挟まれ転倒寸前の状態まで追い込まれたものの、なんとか転倒せずにブレーキをして抜け出したのですが、その幅寄せしてきた車から50歳前後の男が降りてきて
「何だ危ねえだろ!ケッタは歩道走っとけバカタレが!」
と突然怒鳴られ、私は「自転車は本来車道を走るものです」と反論したものの相手は自分の主張を曲げずただただ怒鳴り続ける…というような口論をしている最中、相手は殴るフリを数回して脅してきたり、僕の自転車のフロントホイールを蹴飛ばして来たりしたので頭にきた僕は「やめて下さい!警察を呼びますよ!」と言うと相手は「勝手にしろ!」などと言いつつも少しひるみ、その場を立ち去り停車していた車に乗り逃走…という事件がありました。
(相手の車のナンバーは写真で控えました)
僕はその場では結局警察は呼ばなかったのですが、2日後警察署に行き、ホイールを蹴られて微妙なフレが生じているかもしれないという事からなんとか器物損壊で被害届を出す事は出来ないのかと刑事さんに相談したのですが、「ホイールが誰が見ても(自転車競技をしていないような一般の人が見ても)壊れていると判断できるくらいに壊れていないと器物損壊を適用するのは難しい…悔しいけどちょっと今回の件は被害届出せないかな…と言われ、僕は仕方なく諦めました。
ちなみにホイールへのダメージについてですが、蹴られた後ブレーキシューのセンター位置が5mm以上ずれて酷く片効きする状態だったので、これは蹴られた時にホイールが横方向にたわんでシューに当たってズレたと考えられるのでそれなりのダメージだったと思います。
(たまたまその日ブレーキ調整してから出かけてたので出発前に片効きしてなかったのは確認済み)

しかし、そのさらに2日後、担当してくれた刑事さんから電話がかかってきました。
諦めきれなかった刑事さんがなんとか被害届を作って犯人を刑罰でとまではいかなくとも懲らしめてやることは出来ないかと考えた結果、暴行被害として被害届を出せると考えて下さって、再度警察署へ。
なぜ暴行被害かと言うと、ホイールを蹴られた事で自転車を支えていた僕の腕に蹴られた衝撃が伝わった点や、ホイールを蹴られたとき直接僕自身が蹴られてもおかしくなかった程に危険な状況だったという点から。
それで警察署でより詳しい状況説明をして被害届を出し、さらに後日車のナンバーから特定した犯人の顔写真(免許証のでしょうか?)を見せられて、間違いなく犯人の顔だったので「この人です」と断定して捜査してもらって、犯人を警察署に呼び出して取り調べしてもらった結果、犯人も一連の出来事が事実だと認めて、事件当日は確かにやりすぎたとか、もともと怒りっぽい性格であったとか話して深く反省している様子を見せた、という内容の電話が今日担当の刑事さんからかかって来たので、自分はもう、被害を受けて犯人に逃げられて泣き寝入り…で終わらず、被害届を出すことで犯人捜査してもらって取り調べなどで犯人を懲らしめることが出来たことで十分満足出来たので、その後の処分は刑事さんにお任せする事にしました。
犯人の処分とかに関して全く詳しくないのでよく分からないのですが、犯人は書類送検されると聞いています。
今回の事件を担当して下さった素晴らしい刑事さんには本当に感謝の気持ちで一杯です。
みなさんもどれだけ気を付けて走行していてもこのようなトラブルに巻き込まれる事はあるかも知れないので気を付けた方がいいかもしれません。
万がートラブルに巻き込まれたらその場で遠慮なく警察に連絡して下さい。
(と担当の刑事さんに言われました。僕は事件直後、本当に110番呼んで良いのかと躍蹟したので。)