米軍ヘリ、ベイブリッジに低空接近 市民団体が撮影 真横飛行「危険だ」
この写真を見て、危ないと思わない人はいないのではないでしょうか。あらためて米軍は、すぐそこにあるということを感じさせられますhttps://t.co/e2NFwXZkjm pic.twitter.com/6AeaImmc8B— 東京新聞政治部 (@tokyoseijibu) 2017年8月23日
この写真を見て、危ないと思う人は写真やカメラのイロハも分かっていないのではないでしょうか。望遠レンズの圧縮効果で接近したように見せ、見る人を騙すとはなんと古典的な手口。
(東京新聞には教え子のカメラマンもいるのにな…)
あらためて東京新聞の報道姿勢に疑問を感じさせられます。 https://t.co/UTW68cWCrb— 神立尚紀 (@koudachinaoki) 2017年8月23日
これ、カメラをやってる人間ならすぐ解る、望遠圧縮ってやつ。
望遠レンズで被写体を撮影すると、AとBの物体の間隔が、実際よりも縮んで(圧縮されて)見える現象。
新聞記者なら報道の基礎知識として知っておくべきこと。知らないなら勉強不足の失態。知ってて書いたなら悪質な世論誘導。 https://t.co/3nQoeQp5mt— 喜多野土竜(心機一転二転三転) (@mogura2001) 2017年8月23日
凄い雑に距離を計算してみたところ、ヘリコプターとベイブリッジの距離は約930mでした。おそらく画角から300-400mm程度のレンズを使ったものと推定できます。とりあえず記者さんは三角関数も知らないようなので、東京新聞の記者は義務教育さえ終わってれば十分と言うことがわかりました。 pic.twitter.com/eIhf53SgGR
— ぐり@関賢太郎 (@gripen_ng) 2017年8月23日
望遠レンズを使うとほらこの通り。奥行が消失して、まるでスレスレを飛んでるように見えます。これを圧縮効果と言います。 pic.twitter.com/rBqAtbUUKM
— ぐり@関賢太郎 (@gripen_ng) 2017年8月23日
望遠レンズの圧縮効果は飛行機の編隊アクロバットと相性がとてもいいです。まるで衝突しているのではないかと思えるほど編隊間の空間を圧縮して見せてくれます。 pic.twitter.com/8IMC233oHV
— ぐり@関賢太郎 (@gripen_ng) 2017年8月23日
圧縮効果は望遠レンズのせいで空間が歪むわけではない。遠くから写すと複数のものの自分からの距離の比が1に近くなるので手前にあるものも奥にあるものも同程度の倍率でセンサーに投影される。見た人は倍率が同程度=遠近法の効果を受けていない=奥行きが同じと感じる
— 橋本 英樹 (@kyasmt) 2017年8月24日
数学出来なくても困らないとか言う人もいるけど、出来ることで、怪しい情報の信ぴょう性をこうして理路整然と数字によって判断することができる。数学が出来ない人は、知らず知らずのうちに、怪しい情報に騙されていたり、人を説得しきれなかったりしている。基礎的な勉強を軽々しくバカにはできない。 https://t.co/qYidTcGEkN
— 鈴木祐介 (@7_color_world) 2017年8月24日