「子供の頃、日々否定的な声かけをされた結果、やる気を削がれてイヤだった」と大人になってから母に訴えたところ、「でも本当にやる気があれば、どんなに反対されたってやるでしょう?」と実に無邪気な返事を食らったワタクシから、世の親御さんたちに切なるお願い。子供が将来何かに「なりたい」と→
— ぱふ (@ppaaffuu) 2017年7月17日
→言ってきたら、まず、「なぜそう思ったか?」を尋ねてみてください。向いてるのどうのと「親の意見」は差し挟まず、虚心坦懐に子供の言い分をじっくり聞いてください。子供だから、拙い理由を挙げるかもしれません。華やかで楽しそうだから。もうかりそうだから。親としては不安にもなるでしょうが→
— ぱふ (@ppaaffuu) 2017年7月17日
→そこで「そんな安易な気持ちで仕事はできない」などと、ド正論で口を閉じさせるのは、マズイ手だと思います。「アナタはやりたいことをやってはいけない」「親が反対しない道しか行ってはいけない」という「隠れたメッセージ」を伝えることになるからです。→
— ぱふ (@ppaaffuu) 2017年7月17日
→子供があれこれ、あの仕事がいい、あれになってみたいと言うたび、あれこれ難癖をつけて(厳しい仕事だからキミは務まらない、勉強が必要な仕事だがキミは勉強ニガテだ等々)、「やりたいことをやってはいけない」というメッセージをさんざん送っておきながら、高校生くらいになって、→
— ぱふ (@ppaaffuu) 2017年7月17日
→「まだ将来のやりたいこと決めてないの?」なんて子供を追い詰めにかかる、というのは、ホントもう腐るほど「あるある」なのですが、気づいた人はすぐさま、子供の「ジャッジ役」から、「聞き役」へと、華麗なる転身を遂げてください。「ジャッジ役」は楽です。自分の不安を子供に言い散らして→
— ぱふ (@ppaaffuu) 2017年7月17日
→いれば務まりますが、「聞き役」は、自分の不安は二の次、三の次、子供の「将来への不安」に、黙って付き合わにゃあならんわけで。しんどい役目ですが、でもやりましょう。「親」なんですから。「大人」なんですから。→
— ぱふ (@ppaaffuu) 2017年7月17日
→子供の言い分を、ふむふむと頷きながら聞き、(頷けない箇所はさりげなくスルーで。ウソはつかなくていいからね) 人生のセンパイとして、引っかかる言い分については、「ふうん、アナタは楽してもうけたいと思ってるのね?どうしてそう思うの?」と、リピート&考えを深める質問を投げかけて。→
— ぱふ (@ppaaffuu) 2017年7月17日
→子供は、「聞いてもらう→受け入れてもらう→質問されて考える→答えを聞いてもらう→受け入れてもらう…」を繰り返すことで、「本当に自分は何を望んでいるのか?」について、自分を深く深く掘り下げることができます。掘り下げた先に見つけたものは、「その子の芯」です。「ブレない核」です。→
— ぱふ (@ppaaffuu) 2017年7月17日
→海外の方で、医者になる道を中途で退き、歌手に転身した人について、「社会的地位の高い職業を捨てて、夢を追ったのだ」という見方もありましたが、ワタシは違う見方。その方、「人を癒やしたかった」んじゃないかと。癒やす方法が医療から音楽へと変わっただけで、「核」は実は何も変わってない。→
— ぱふ (@ppaaffuu) 2017年7月17日
→「子供は早く将来への道を見つけたほうが有利」みたいなことを親はつい考えがちですが、本当のところは、「早く自分の『核』を見つけたほうが有利」、なんだと思います。ブレないものが身の内にあるのは、強いです。親のかますド正論より何より、その人生を支える。いや、その人の人生そのものかも。
— ぱふ (@ppaaffuu) 2017年7月17日
→以上「ワタシが子供の頃、親からやってもらいたかったアレコレ」を列挙してみました。何かのお役に立つなら、もっけの幸い。あと、「子供の『核』探し」に付き合うのは、何より「親自身の『核』のありよう」を突きつけられます。ワタシ自身、まだ自分は『核』を築く道半ばにいるのだと思ってます。
— ぱふ (@ppaaffuu) 2017年7月17日