テレビ局からベルクに取材の申し込みがあり、外国人の客が多いか?それで困ったことがあれば教えてほしいという内容だったそうだ。迫川が「外国人だから困るということは何もない。むしろスマートに利用される方が多い」と答えると、「番組としては残念な答え」と引き下がったそうだ。どんな番組だよ。
— 井野朋也(新宿ベルク店長) (@Bergzatsuyoten) 2017年7月3日
日テレの「NIPPONのマナー」(仮)だそうです。https://t.co/GOfgWC8QtI
— 井野朋也(新宿ベルク店長) (@Bergzatsuyoten) 2017年7月3日
外国人客にも気持ちよく日本で過ごしてもらうためというのが番組の主旨らしいが、なら「外国人だから困ったということはない」という答えに「残念」はないよね。「安心した」とかだよね。番組の主旨が別の所にあるのがすぐわかる。と言うか「外国人客で困ったことは?」という質問自体ミエミエだよね。
— 井野朋也(新宿ベルク店長) (@Bergzatsuyoten) 2017年7月4日
「外国人客で困ったことは?」でなくても、「若い女性客で困ったことは?」でも「老人客で困ったことは?」でも、そりゃ思い出すことはあるから聞かれたら答える店はあると思う。よく考えればそれは単に困った客なのに。生まれや性別や年齢は関係ないのにテレビの取材だと舞い上がってしまうんだよね。
— 井野朋也(新宿ベルク店長) (@Bergzatsuyoten) 2017年7月4日
そこにテレビ(取材班)もつけ込むんだろうね。腹は立つけど、それだけでは何も変わらないから取材を受ける側も(テレビだからって舞い上がらないで)なぜそんなことを聞くのか、答えたらその答えはどう使われるのかと考え、相手に確かめる癖をつけておくべきだね。安易な番組作りをさせないためにも。
— 井野朋也(新宿ベルク店長) (@Bergzatsuyoten) 2017年7月4日
周りにも「中国人は」とか「韓国人は」と〇〇人を主語にして話す人が増えたよね。もうその時点で「酒がまずくなる!」と言って(飲んでなくても、これから飲むから)やめてもらう。最後まで聞いたって、どうせ偏見や差別でしかないから。自分だって酒がまずくなるだろうのになぜ?うまい酒を飲もうよ。
— 井野朋也(新宿ベルク店長) (@Bergzatsuyoten) 2017年7月3日
「外国人」とは日本人と文化や習慣の異なる人間の集団に他なりませんから、別に課題設定に疑問は感じません。各カテゴリ(宗教や出身国など)毎にパターン化した対処がし易いという意味でも、注目するのは合理的です。と言うか、来日外国人は激増しているので、利益もトラブルも多いと言うのが前提です
— バグロード (@preciar) 2017年7月4日
そうですか。ただうちには1日1500人以上のお客様が(国籍や性別や職業の垣根を越えて)いらっしゃるので、お客様同士や店とのトラブルもたまにありますが、それはどれも日本人であることや外国人であることとは何の関係もないというのがあくまでも27年間現場にいるものの実感です。 https://t.co/lhedvaqP4m
— 井野朋也(新宿ベルク店長) (@Bergzatsuyoten) 2017年7月4日
テレビの件が流れてますが、担当者は素直に番組作りを遂行しているのでしょう。異論唱えられないのかな。嘘は流せないのでリサーチするのでしょう。でも、その前提に疑問を感じます。マナーの悪さを探すより逆に見習うべきところを探せばいいのに。せっかくなら、店もそう答えればいいと思う。
— Naoko SAKOKAWA 迫川尚子 (@SAKO_BER) 2017年7月3日
外国人だからマナーが悪いという考えは捨てましょう。テレビもそんな番組作りは止めましょうよ。うちは外国人だからという理由で困ったことはないです。SNSで情報もありますし、外国の方も店の利用の仕方を心得ています。自然に混ざっています。国も性別も職種も関係ない。共に生きる。共存です。
— Naoko SAKOKAWA 迫川尚子 (@SAKO_BER) 2017年7月3日