最近学校で行った職員研修で、うつ病を含めて、精神科の病気は、「心の病」ではなく「脳の病」だとものすごく強調した。脳も臓器。「よし、今から膵臓を活性化させるぞ!」ってできるか?できないでしょ?脳も同じで、気合いとか根性の問題じゃないんですよ、と。本当はもっと複雑だけどさ。
— ねこうどん 臨床心理士 (@nekoudong) 2017年6月12日
うつ病のしくみについて、「職員が半分になった郵便局」という例えを使った。お手紙(脳の命令)が発せられても、郵便屋さん(セロトニン、ノルアドレナリンなどの伝達物質)が減っていると、仕分け(判断)も配達(命令伝達、実際の行動)も鈍くなり、身体も重くなる。同時処理も難しくなる。
— ねこうどん 臨床心理士 (@nekoudong) 2017年6月12日
SSRIやSNRIといった、ある種の抗うつ薬は、この郵便局の職員を増やす(溜めておく)働きをする。正確には、脳内の郵便屋さん(セロトニン、ノルアドレナリンなど)は1つ仕事をする度に帰宅する(吸収される、再取り込み)ので、お家の玄関に鍵をかけると、帰宅せずにまた局で仕事をする。
— ねこうどん 臨床心理士 (@nekoudong) 2017年6月12日
念のため補足しておくと、うちの学校には精神科の病気に根性論を持ち出すようなオールドタイプの先生はいません。でも、心の病という言葉は使われるし、心が弱いという言葉も聞きます。教育の理念と医学のしくみは、ちょっと整理しておきたいな、と思って、あえて脳の話ばかり強調しました。
— ねこうどん 臨床心理士 (@nekoudong) 2017年6月12日
人格も精神も、要は脳内の記憶・情報伝達(化学反応)の結果ですからねぇ…
— チャリンコライダー・なめ猫 (@chari_neko_) 2017年6月13日
有名なところだと、うつ病やアル中などが脳(臓器)の病気だということ、10年くらい前から言われてる事だけど、未だに心無い(無知な)人が「気合でなんとかせい」って罵倒を浴びせる事があるというのだからやるせない。 https://t.co/XnPIWUcPDS
— つゆ(露)@ボドゲしたい病気 (@tuyuko27) 2017年6月13日
「リラックスしてね」とか「ゆっくりしてね」とか言われても
自分では管理出来ないんですよ??
不可抗力なの??
脳みそがおかしくなってるから、本人の努力でどーこー出来る範囲外なんです…
これもっと広まって欲しいなぁ… https://t.co/zA5vhSq7MB— おさかな?? (@osakanasan_s) 2017年6月13日