今日はサンドイッチの日か・・・サンドイッチといえば、有名な「サンドウィッチ伯爵にちなんで」が有名だが、このサンドウィッチ伯爵、別にサンドイッチだけで後世に名前を残した人じゃないのよ?
— SOW@3/24新刊発売!! (@sow_LIBRA11) 2017年3月13日
正式名称は「サンドウィッチ伯ジョン・モンタギュー」で、イギリスでは郵政公社総裁、海軍大臣なども務めたかなり重鎮で、文化芸術方面に数多くの出資をして文化発展に寄与した人物でもある。あと悪魔崇拝者でもあった。ただにわかだった。
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そもそも伯爵って、かなり上位だからね。単純に日本と比較できないが、明治期に家族の列せられ伯爵になった人って、伊達家とか上杉家とかだからね。四百年以上代々王室に仕えたという点からかんがみて、徳川譜代大名、酒井家や本多家くらいの格式ではないかなぁ。子孫は代々世襲貴族議員務めている。
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で、有名なサンドウィッチ伯爵は四代目で、一族は今も続いている。現当主は10代目、今なにをやっているかというと・・・サンドイッチ屋さんですw しかもロンドン、アメリカ、パリに店を構え、世界各地のディズニーランドにも出展しているという大型チェーン! pic.twitter.com/nMZSz7C4GE
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とまぁ、ここまで言うとりましたが、「パンに何かを挟んで食べる」という方法が、サンドウィッチ伯以前になかったわけではありません。最も古いものだと、紀元前、モーゼの頃にまで遡ると言われています。ユダヤ教での神事の食べ物で、ライ麦のパンに香草を挟み頂くというものがあったそうです。
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で、それらが元になって「パンの間に何かを挟んで食べる」やり方はパン食文圏でずっと続いていたのですが、明確に「料理」として確定化したのがサンドウィッチ伯爵なのではないかと・・・まぁ日本人に例えれば「お茶漬け」を料理として有名にした人、みたいなもんでしょうか。
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日本人に馴染み深いサンドイッチだと、カツサンドがありますな。男子高校生が好きそうなコレですが、元は花街の芸者さんたちが休憩時間に食べていたものなんです。万世のカツサンドなど、老舗のカツサンドが一口サイズなのも、化粧が落ちないよう、口を大きく開けずに済む工夫の名残なんですな。 pic.twitter.com/rvuCMJou5H
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そういえばサンドイッチ発祥の地イギリスでは、午後の紅茶の定番はきゅうりのサンドイッチ。これはイギリスでは、昔は生野菜が高価だったことと、昔のきゅうりは今よりも歯ごたえがあったことから来るものなのですが、きゅうりのサンドイッチ、けっこうイケます。かっぱ巻きみたいなもんですね。 pic.twitter.com/RUCVJeBSI5
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あと、こういった楕円形のパンに挟んだサンドイッチを「サブ」といいますね。これは「サブマリン(潜水艦)」という意味で、海軍で潜水艦乗組員が狭い艦内でも食べやすいように作られた・・・ではなく、普通に形が似ていたからです。 pic.twitter.com/ERoqXGojvf
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で、この「サブ」、日本では「SUBWAY」が有名ですね。駅の構内、特に地下鉄に多いことから「サブウェイ(地下鉄)」なのかと思っている方も多いですが、正式名称は「”SUB”MARINE SANDWIC YOUR ”WAY”」=「あなた好みのサブ・サンドイッチ」という意味だそうです。
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ちなみに「地下鉄」を「SUBWAY」と言うのはアメリカ圏で、フランスでは「メトロ」ドイツでは「ウーバーン」、同じ英語圏のイギリスは「チューブ」と呼びます。イギリスでは「SUBWAY」は「地下鉄」ではなく「地下道」の意になります。なので・・・以前ツイッターで見かけたネタで、
— SOW@3/24新刊発売!! (@sow_LIBRA11) 2017年3月13日
「外人さんに『サブウェイに行きたい』と言われ、地下鉄乗り場に案内したら、サンドイッチ屋の『SUBWAY』のことだと言われた」という話がありましたが、もしかしてイギリスの人だったのかもしれませんな。
— SOW@3/24新刊発売!! (@sow_LIBRA11) 2017年3月13日
そして最後のサンドイッチ絡みの小ネタとして、実は世界で最も店舗数の多い飲食チェーンはは、バーガーチェーンのマクドナルドではなくサンドイッチチェーンのサブウェイなんですな。店舗数およそ三万八千店! 吉野家と王将とスガキヤの総店舗数を合わせた数の20倍! pic.twitter.com/yT9qrghW12
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